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神は細部に宿る…大画面で観るNetflix実写版『シティーハンター』の圧倒的な魅力とは? ホームシアター鑑賞レポート

4月26日に全世界で配信され、好評を博しているNetflixによる実写版『シティーハンター』。今回は、鈴木亮平主演の本作を大画面で堪能した『シティーハンター』フリークの筆者が最高の楽しみ方をレクチャーする。(文・中川真知子)<あらすじ キャスト 考察 解説 評価 レビュー>

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【著者プロフィール:中川真知子

映画xテクノロジーライター。アメリカにて映画学を学んだのち、ハリウッドのキッズ向けパペットアニメーション制作スタジオにてインターンシップを経験。帰国後は字幕制作会社で字幕編集や、アニメーションスタジオで3D制作進行に従事し、オーストラリアのVFXスタジオ「Animal Logic」にてプロダクションアシスタントとして働く。2007年よりライターとして活動開始。「日経クロステック」にて連載「映画×TECH〜映画とテックの交差点〜」、「Japan In-depth」にて連載「中川真知子のシネマ進行」を持つ。「ギズモードジャパン」「リアルサウンド」などに映画関連記事を寄稿。

観るならやっぱり大画面…!
実写版『シティーハンター』の最高の楽しみ方とは?

『シティーハンター』
©北条司コアミックス 1985

Netflix映画『シティーハンター』が世界中で好評を博している。筆者はプレミア試写会に参加したため、『シティーハンター』の聖地新宿のTOHOシネマズ新宿のTCX(TOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREEN:TOHO CINEMASの説明によると実物大のマッコウクジラが入る大きさ)で鑑賞できた。

上映前のイベントに登壇した鈴木亮平氏は、そのスクリーンの大きさに圧倒され「こんなに大きな画面で上映されるのならもう少し丁寧に演じればよかった」とコメントしたほどだ。

この発言は、Netflix映画『シティーハンター』がそのプラットフォームの特性ゆえに小さな画面サイズでしか鑑賞されないだろうという考えが反映されていてのことである。だが、大画面で鑑賞した筆者は、鈴木氏の発言が自虐的で会場の笑いを誘う目的であったことを理解した。いや、むしろ大画面で上映されないことが心底勿体無いと感じている。

だからこそ、Netflix映画『シティーハンター』を大画面で楽しむために、プロジェクターの導入をおすすめしたい。

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