ジャンゴ 繋がれざる者 【ネタバレあり】あらすじ
キングと共闘する中で早撃ちの才能を開花させ、凄腕のヒットマンへと成長していくジャンゴ。彼が妻の居場所を突き止めたのは、春のことだった。
しかし彼は、妻が働いている場所をみて愕然とする。なぜならそこは、地元でも有名な悪徳領主キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)が経営する農場だったからだ。
危険を承知の上で農場へと向かった2人。そこでは、案の定、目を疑うような光景が展開されていた。そんな中、黒人という立場にいながら馬を乗り回すジャンゴを、物珍しそうな様子で見つめる男がいた。奴隷のスティーブン(サミュエル・L・ジャクソン )だ。
奴隷の身分でありながら、白人の農場主と通じているスティーブン。ジャンゴは、早速彼に接近し、自身と妻の身の上を隠した上で、彼女に会いたいと願い出る。そして、農場主の計らいもあり、2人はようやく再会を果たすのだった。
しかし、喜びも束の間、ジャンゴと妻の関係は、2人の関係を嗅ぎつけたスティーブンによってばらされてしまう。そして農場主は、自身を騙していたキングとジャンゴに激高し、妻の自由と引き換えに法外な金額をふっかけてくる。
これに答えたのが、彼の恩人キングだ。彼は、ジャンゴのために全額の支払いを了承する一方で、キャンディを射殺する。しかし、彼も、その場に居合わせた白人たちに射殺されてしまう。
恩人のキングを失ったジャンゴは、怒り狂い、その場にいる白人たちを片っ端から殺害していく。しかし、そんなジャンゴも、大きな体躯のスティーブンに捕らえられ、再び奴隷として売り飛ばされてしまう。
しかし、売り飛ばされる直前に運び屋たちを殺害したジャンゴは、貨車にいた奴隷たちを解放。再びキャンディの屋敷に舞い戻る。
そして、ジャンゴは恩人キングに別れを告げ、白人たちに鉄槌を下す。そして屋敷を爆破し、そのまま妻と一緒に走り去っていくのだった。