『アイズ ワイド シャット』のあらすじ【ネタバレあり】
患者が急死した報せを受けるウィリアム。遺族の元を訪れた後、妻が他の男と交わる姿を妄想しては苦悩する。妄想に取り憑かれたまま深夜の街を彷徨うウィリアムは娼婦ドミノ(ヴィネッサ・ショー)に部屋に誘われると、それに応じる。しかしアリスの電話で我に帰り、男女の関係に発展する前にその場を去る。
苦心するウィリアムはヴィクターのパーティで再会した大学の同級生ナイチンゲール(トッド・フィールド)から秘密の乱交パーティが催されることを聞く。
ウィリアムは、仮面と黒装束を身につけ、郊外の館に乗り込む。しかし、部外者と疑われたのか、ウィリアムは屈強な男に連行され、大勢の人前で仮面を外し、裸になれと強要される。一人の女が身代わりとなり事なきを得たウィリアムだったが、その場から追い出される。
明くる日、ウィリアムがナイチンゲールを訪ねると、彼は何者かに強制的にホテルを追い立てられ、既に連れ去られていた。
何者かがウィリアムの後を追っているようだ。ウィリアムは新聞記事を読む。そこにはパーティにて倒れた娼婦マンディが急死したことが書かれている。それは昨晩の館の女だった。
ウィリアムは館に足を運ぶ。すると「これ以上詮索するな」と書かれた手紙を渡される。その後、ヴィクターに呼び出されたウィリアムは、思いがけない事件の真相を聞かされる。
実はヴィクターも秘密の会員のメンバーで、死亡したマンディはあの館に出入りする娼婦の一人だった。
帰宅した彼は、眠るアリスの傍らに彼が館で使った仮面があるのを見つけ、彼女に全てを告白する。翌日、ビルとアリスは娘を連れてクリスマスの買い物に出かけ、お互いに愛を伝え合うのだった。