『ヘレディタリー/継承』【ネタバレあり】あらすじ
アニーは家族全員を巻き込んで自宅で降霊術を始める。降霊術は成功したものの、興奮して攻撃的になるアニーと、息子ピーター、夫スティーブン(ガブリエル・バーン)の関係は悪化していく。
ある日、母エレンの遺品を片付けていたアニーは、エレンのアルバムから悪魔に関する本を見つけ、母親が悪魔崇拝者だったことを知る。さらに、屋根裏部屋で母エレンの首なし死体を発見する。
一方、息子ピーターはジョーンから謎の呪文を唱えられ、授業中に自分の額を机にぶつけるなどの奇行を始める。
学校からの連絡でピーターを迎えに行ったアニーは、自宅に戻りピーターを寝かせると、悪魔の降臨を防ぐために以前降霊術で使用したチャーリーのノートを燃やすべきだと判断する。夫スティーブンの帰宅後に、それを暖炉に投げ込むと、スティーブンに火が移って彼は炎に包まれる。
目を覚ましたピーターは、家の中で焼死した父スティーブンを見つけ、さらに祖母エレンの遺体に襲われて逃げ出す。逃げ込んだ屋根裏部屋では、自ら首を切って死亡した母アニーを発見する。
思わずピーターが家の外へ出ると、外にはジョーンと悪魔崇拝者たちが集まっている。ジョーンは、悪魔「ペイモン」の復活を祝してピーターの頭へ冠をかぶせ、ピーターを「チャーリー」と呼び、悪魔ペイモンの復活を祝うのであった。