サンジの肉体美とスタント無しの足技がスゴい!
麦わらの一味の戦闘員兼コックとして活躍するサンジ。海上レストラン「バラティエ」で働いていた副料理長で、口は悪いが料理の腕は超一流。サンジの夢は、世界中の海の食材が集まるという伝説の海「オールブルー」を見つけることである。
そんな彼を実写で演じるのは、俳優タズ・スカイラー。スペイン出身の彼は、イギリス陸軍の予備役に志願するも不合格。再志願までの待機期間中に、執筆活動や演技を始め、舞台『Warheads(原題)』では、イギリスで最も権威のある演劇賞ローレンス・オリヴィエ賞の脚本賞にノミネートする。映画『ボイリング・ポイント/沸騰』(2021)や、映画『キル・チーム』(2019)にも出演するという、奇才を放つ、期待の大きい俳優だ。
タズ・スカイラーは、エクストリームスポーツのプレイヤーであり、本作の公開以前からバキバキの筋肉を披露しており、サンジの得意な足技のためにテコンドーと、シェフとしての料理の訓練を舞台と並行して行っていた。その努力が見事に作品に昇華され、サンジの足技はすべてスタント無しだったという。