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『パラノーマル・アクティビティ』【ネタバレあり】あらすじ

ケイティー・フェザーストン
ケイティーフェザーストンGetty Images

明くる日。ミカが録画テープをチェックすると、寝室のドアが独りでに開閉する様子が映っている。

ミカは怖がる素振りを一切見せず、「悪魔を倒してやる」と好戦的な態度を見せる。

その後、2人は口論を交わすがすぐに仲直りし、その日も2人は寝室を共にするのだった。その夜、ケイティは悪夢にうなされた。その時の様子をチェックすると、奇妙な鳴き声が録音されている。

それから何度も、奇妙な鳴き声はカメラのマイクに入り込み、ケイティとミカに脅威を与えることになった。

そんな中、ケイティの姿が見えず、心配したミカが辺りを捜索すると、呆然とした様子でブランコに座る姿を発見する。ケイティは「独りにさせて」とミカを拒むが、時間が経つと、彼女はその日のことをすっかり憶えていない。

部屋の様子を映したカメラには、無人の室内に置かれた降霊術に使う文字盤・ウィシャボードの燃える様子が記録されている。悪魔の怒りを恐れたケイティは、「必要以上に敵を刺激しないでほしい」とミカを注意するが、彼は話半分でしか聞いていない。

その夜、ミカは部屋の入口に白い粉を撒いた。夜が明けると、粉には4人分の足跡がついている。さらに、開け放たれたクローゼットの中からは、子供時代のケイティを写した写真が出てくる。

それはかつて自宅の火事によって失われたものだった。記録を始めて以降、ロクに眠れていない2人は観念し、フレドリックス教授の知人であり、悪魔祓いに精通するエイヴァリーズ博士に連絡。

しかし電話は繋がらず、後日再びフレドリックスに来てもらうことになった。その日の夜、扉が勝手に開閉したり、置物が突然落ちるなど、ポルターガイスト現象が多発。

ケイティは「寝室が怖い」と言い出し、1階のリビングで夜を越す。朝になり、ケイティが鏡を見ると、ケイティの顔にはひっかき傷がついていた。

フレデリックスがやってきた。彼によると、エイヴァリーズ博士は海外出張中であり、2〜3日後には帰国するという。フレデリックスは伝言だけ言い残し、室内には立ち入らずに、帰っていく。

ケイティの神経は完全に消耗しており、「昼間も誰かに監視されている」と口にする。

ミカは対策を探るため、ケイティと似たような境遇の人がいないか、インターネットで検索をするが、有効な対策は見つからない。それどころか、「悪魔祓いは状況をさらに悪化させるだけ」というコメントを見つけ、絶望を深める。その日の夜、ケイティのいる部屋に悪魔が侵入し、足を掴んで引きずりまわした。

ケイティの体はアザだらけである。ミカはもうこの家では暮らしていけないと観念し、しばらくホテルに居を移そうと提案するが、なぜかケイティは「この家にいたい」と聞き入れない。その時の彼女は奇妙な笑みを浮かべていた。

その日の夜を記録した映像には、ケイティの異常な行動が映っている。恍惚とした顔で2時間以上突っ立っていたかと思いきや、急に自宅を飛び出そうとする。

ケイティの叫び声に反応し飛び起きたミカは吹き飛ばされ、2階のカメラはミカに衝突されて破損する。しばらくして1階のカメラに血で染まったケイティが映し出される。悪魔に憑りつかれたケイティはカメラを破壊し、映像は切れる。

ミカはケイティによって殺害され、警察が彼女の行方を捜索中である旨がテロップで説明され、映画は幕を閉じる。

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