尊すぎる…観客を悶絶させる天才的な設定とは? 映画『セマンティックエラー・ザ・ムービー 後編』徹底考察&評価レビュー
text by 藤崎萌恵
秀才で完璧主義者のチュ・サンウと自由奔放なイケメンのチャン・ジェヨン。全てが正反対な2人の予測不能な恋を描く映画『セマンティックエラー・ザ・ムービー』【前編】が2024年1月12日【後編】が同年1月26日より公開される。今回は【後編】のレビューをお届け!(文・藤崎萌恵)<あらすじ キャスト 考察 解説 評価 レビュー>
“沼落ち”する人が続出。稀有な魅力とは
J.Sooriによる小説を原作とした実写ドラマ『セマンティックエラー』。世界中を夢中にさせた韓国BL“セマエラ”が遂に劇場公開を果たした。
2024年1月12日(金)より上映中の『セマンティックエラー・ザ・ムービー』【前編】に続き、【後編】が1月26日(金)より公開がスタートした。
秀才で完璧主義者のチュ・サンウ役をパク・ジェチャン(CV:増田俊樹)、自由奔放で学校イチのカリスマであるチャン・ジェヨン役をパク・ソハム(CV:榎木淳弥 )が演じ、全てが正反対な二人の予測不能な恋を描く。
この相容れない二人は恋愛関係に発展するのか? と最初に疑問を抱いた人も少なくないかもしれないが、物語が進むにつれて二人の心の機微から目が離せなくなる。
本稿では、物語が大きく動き始める後編の見どころを解説。日本でも沼落ちする人が続出している本作の魅力を紐解いていく。