予測不能な感情と行動が渦巻く展開に目が離せない
ある日、グループ課題の講義を一人で発表する羽目になった大学3年生のサンウ。不参加メンバーを教授に通報し、大学4年生のジェヨンは講義をさぼったことで卒業が取り消しになってしまった。
ジェヨンはサンウに嫌がらせをしようと付きまとうようになり、完璧だったサンウの日常はバグり始める。苛立つサンウは大混乱に陥っており、ジェヨンはというとサンウへの好奇心が強くなる一方だった。
前編では、ジェヨンにピンチを救われたサンウが彼を自宅に招き入れ、傷の手当てをしてあげる場面も。その後、同じ時間を過ごすうちに二人の距離は近づきつつあった。
そんななか、ジェヨンがサンウの耳元で「俺たちも映画観に行く?」と囁く。これにより大きなエラーが発生したサンウは逃げ出してしまう。
距離が近づいたと思ったらまた突き放される。予測不能な感情と行動が渦巻くなか、後編では攻略難解なサンウに情緒を激しく乱されるジェヨンを描くと同時に、苦悩するサンウがどうにか自身の異変に対処しようとする姿が描かれる。