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Netflix『ダーマー モンスター』、英国アカデミー賞で作品賞を受賞。実在する連続殺人犯をモデルにした賛否両論のドラマ

text by 編集部

物議を醸したNetflixドラマシリーズ『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』が、今年の英国アカデミー賞で、作品賞(インターナショナル)を受賞した。今回は現地のメディアを参考に、受賞にまつわるエピソードや本作のストーリーについて、米Movie Webの記事を基に紹介する。

賞レースで存在感を見せる『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』の評価は?

ジェフリー・ダーマー役を務めた(第80回ゴールデン・グローブ賞より)【Getty Images】

Netflixドラマ『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』は、今年の英国アカデミー賞で、作品賞(インターナショナル)を受賞。

ノミネート作品の中には、Disney+(ディズニープラス)から『一流シェフのファミリーレストラン』、Netflixから『ウェンズデー』、Disney+(ディズニープラス)『パリ1986』、Apple TV+の『パチンコ – Pachinko』、イギリスの有料テレビチャンネルであるスカイ・アトランティクから『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート』が含まれていた。

主人公の連続殺人犯を演じた主演の俳優エヴァン・ピーターズは、初のゴールデングローブ賞を受賞。共演のニーシー・ナッシュ、リチャード・ジェンキンスもノミネートされていた。

また、この番組は今年の夜間プライムタイムに放送される、優れたテレビドラマやバラエティ番組を表彰する賞である、プライムタイム・エミー賞でも存在感を示すことが期待されている。

『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』は、脚本家ライアン・マーフィーとイアン・ブレナンがNetflixのために開発した作品。

このドラマシリーズはアメリカの連続殺人犯で性犯罪者のジェフリー・ダーマーが実際に起こした殺人事件を題材にしており、彼の家庭環境や、どのようにして犠牲者を選び、拷問し、そして殺害するのかを記録した内容となっている。

Netflix『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』

この事件のドラマ化に際しては、被害者とその家族に対する配慮が足りないと主張する声もあり、実際、被害者の家族の中にはこのシリーズの放送に反対の声を挙げた方もいる。

一方、そうした声とは裏腹に、このドラマはエヴァン・ピーターズや他の出演者の演技が大きな賞賛を集め、多くの視聴者を獲得している。

主演を務めるエヴァン・ピーターズは、ゴールデン・グローブ賞を受賞した際に「この番組を観てくれた全ての方に感謝したい。製作するのが難しく、視聴するのも難しいものでしたが、そこから良いものが生まれることを心から願っています」と述べた。

Netflix『ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語』

また、現在シーズン2の開発が進められており、今月初めには、シーズン2は米国の歴史の中でも最もの犯罪とされる、両親を悲劇的に殺害した「メネンデス兄弟」に焦点を当てた作品になると発表された。

『Monsters: The Lyle and Erik Menendez Story(原題)』と名付けられたこのシリーズは、2024年にNetflixで配信される予定で、キャスティングは今のところ発表されていない。

シーズン2である『Monsters: The Lyle and Erik Menendez Story(原題)』も、物議を醸す作品になることは間違いなさそうだ。

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