映画『エレファント・マン』<あらすじ、ネタバレ>衝撃の結末とは? 実在する青年の半生を描いた伝説の作品。物語を徹底紹介

text by 編集部

映画『エレファント・マン』の【あらすじ】、【ネタバレありあらすじ】を紹介。鬼才デヴィッド・リンチ監督のイギリス・アメリカ合作映画。ジョン・ハート、アンソニー・ホプキンスらが出演。“エレファントマン”と呼ばれた実在する青年の半生をモノクロ映像で退廃的に描いた伝記的劇映画作品。衝撃のラストまで徹底網羅!

映画『エレファント・マン』のあらすじ



<div><figcaption>映画『エレファント・マン』
” width=”600″ height=”400″ class=”size-full wp-image-91530″ /> 映画『エレファントマン』【Getty Images】</figcaption></figure><br />
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<p> 19世紀のロンドン。外科医のフレデリック・トリーブス(アンソニー・ホプキンス)は、見世物小屋にいる「エレファント・マン」(ジョン・ハート)が、あまりにショッキングな見た目で警察から見物を禁止されたことを耳にする。</p>
<p> 好奇心をそそられたトリーブスは、プライベートで興行師の滞在場所を訪問し、高額な見物料と引き換えにエレファント・マンを見物。あまりにも悲しい姿に絶句し、涙を流す。</p>
<p> トリーブスは、見世物小屋の主人バイツ(フレディ・ジョーンズ)と交渉し、病院でエレファント・マンを検査する許可を取得。翌日、全身を頭巾で包んだエレファント・マンこと21歳の青年ジョン・メリックが病院を訪れる。トリーブスはジョンにさまざまな質問をふっかけるが、ジョンはひどく怯えたまま黙っている。</p>
<p> 診断の結果、ジョンの頭蓋骨が極度に拡大していることが判明。全身の90%は硬い腫瘍で覆われ、慢性気管支炎によりはっきりとした明瞭な発音も困難で、歩行も杖に頼らないと難しい状況だった。</p>
<p> その後ジョンは、無断で見世物小屋を脱走。バイツは、ジョンに罰として拷問を加える。一方、この知らせをサーカスの少年から聞いたトリーブスは、ジョンを病院の屋根裏にある隔離病棟に保護することを決意。バイツに、このままではジョンは死ぬ、と伝え、ジョンを匿う。</p>
<p> ロンドン病院の院長は、当初ジョンの入院に難色を示すが、トリーブスの再三の懇願により最終的に受諾。見世物小屋の劣悪な環境から解放されたジョンは、徐々に元気を取り戻していく。</p>
<p> トリーブスは、ジョンが院長とコミュニケーションをかわせるよう、教育を実施。ジョンも徐々に言葉をオウム返しできるようになっていく。気をよくしたトリーブスは、院長の同情を惹くため、聖書の一節を教える。</p>
<p> 一方、商売道具を奪われたバイツは、病院に忍び込み、ジョンを返すようトリーブスに詰め寄る。しかし、トリーブスは、彼はモノじゃない、と反発。院長も彼に賛同する。</p>
<p> 院長との面接では、不発に終わったジョン。しかし、院長が部屋を出た後に、ジョンは、トリーブスが教えていない聖書の一節を暗誦しはじめる。</p>
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