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映画『ドラゴン・タトゥーの女』ミカエルとリスペットの関係は? 少女失踪事件の真相と結末とは?<あらすじ、ネタバレ>

text by 編集部

映画「ドラゴン・タトゥーの女」の【あらすじ】、【ネタバレありあらすじ】を紹介。デビッド・フィンチャー監督作品。ダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラ、クリストファー・プラマーら出演。北欧発ミステリーのハリウッドリメイク版。少女失踪事件を追うジャーナリストと、ワケありで腕利きの女性調査員の戦いや葛藤をラストまで徹底網羅!

映画『ドラゴン・タトゥーの女』のあらすじ

デヴィッド・フィンチャー監督
デヴィッドフィンチャー監督Getty Images

 雑誌『ミレニアム』を恋人のエリカと共同発行しているミカエルは、実業家のヴェンネルストレムの汚職事件の告発記事を書き、名誉毀損で訴えられていた。この裁判でミカエルは敗訴し、巨額の賠償金の支払いを命じられる。

 加えてミカエルは、ディルクという弁護士から、既婚者であるエリカとのいかがわしい関係を調査されていた。

 調査していたのは、リスペットという女性調査員。父親を焼き殺そうとした過去から、現在も後見人が付いている要注意人物だ。しかし、彼女自身はミカエルをクリーンな人物だと報告している。

 ある日、ミカエルは、ディルクから大物実業家のヘンリック・ヴァンゲルが会いたがっていると伝えられる。困窮していたミカエルは、しばらく編集部を離れ、ヘンリックのいるヘーデスタ島へ向かうことを決める。

 早速ヘーデスタ島に向かったミカエルは、ヘンリックから、とある事件について調べてほしいと持ち掛けられる。1966年9月24日、ヨットクラブのパーティーのさなかに起った16歳の少女ハリエットの失踪事件だ。

 事件当日は、町と島を結ぶ橋で事故があり、ヴァンゲル家の人々の事故の処理を手伝っていた。ヘンリック自身は、一族の誰かがハリエットを手に書けたと信じてやまず、真相を暴きたがっていた。

 そして、ヘンリックは、解決の見返りに、ヴァンネルストレムの有罪の証拠を用意する。ミカエルは、証拠欲しさに、島への滞在を決定。屋敷のコテージで暮らすことになる。

 後日、早速ミカエルは当時の刑事に取材し、ハリエットのメモ帳を入手する。そこには5人の名前(イニシャル)と謎の数字が記されていた。元刑事は、ハリエット失踪事件をレベッカ事件同様の未解決事件と表現する。

 一方、ミカエルを調査していたリスペットには、病に倒れた後見人に代わり、新たな後見人ビュルマンがつけられる。

 ビュルマンは、前の後見人とは打って変わって酷い人物で、リスペットのお金を管理し、挙句の果てに性的行為の要求までしてくる。

 しかし、社会復帰のためにもビュルマンに逆らうことは許されない。リスペットはベッドに拘束され、ひどい性的虐待を受ける。

 やがて、度重なる虐待に我慢できなくなったリスペットは、ビュルマンを電気ショックで失神させてベッドに拘束。今までの性的行為は全て録画しており、リスペットに有利な報告書を描かなければ映像をネットで拡散すると脅す。

 さらにリスペットは、ビュルマンの体に“俺はレイプ魔のブタ野郎”と刺青を掘り、二度と悪さができないようにする。

 一方、ヘーデスタ島では、ヘンリックとその甥のマルティン以外はミカエルを邪険に扱い、調査は難航。一族を疎んで一人ロンドンに渡ったハリエットのいとこのアニタも一切口を開こうとしなかった。

 ただ、全く進展がないわけではなかった。まず、ミカエルは、ハリエットが映った事件当日のパレードの写真を入手。

 さらに、とある証言者から、メモ帳に残されたイニシャル「R.Y.」が、1940年代に惨殺された未解決事件の被害者レベッカ・ヤコブソンを指していることも明らかになった。

 そんな時だった。突然ヘンリックが発作を起こして倒れ、危篤状態に陥ったのだ。ミカエルは、調査に助手が必要であると悟り、弁護士のディルクを通じてリスペットに声をかける。

 そしてミカエルはリスベットの家を訪ね、助手になって欲しいと頼む。リスベットは調査内容を聞き、すぐに調査にとりかかる。

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