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映画『知りすぎていた男』<あらすじ、ネタバレ>衝撃のラストとは? ケ・セラ・セラとシンバルに彩られた結末とは?

text by 編集部

映画『知りすぎていた男』の【あらすじ】【ネタバレあらすじ】を紹介。巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督作品。ジェームズ・ステュアート、ドリス・デイらが出演。1934年にヒッチコックが製作した映画『暗殺者の家』をリメイク。名曲「ケ・セラ・セラ」を誕生させた本作をラストシーンまで徹底網羅!

映画『知りすぎていた男』のあらすじ

映画『知りすぎていた男』
映画『知りすぎていた男』【Getty Images】

 パリの医学会議に出席したアメリカの医者ベン・マッケンナ(ジェームズ・ステュアート)は、妻で元ブロードウェイのミュージカルスター、ジョー夫人(ドリス・デイ)と7歳の息子ハンクとともに、フランス領モロッコへ観光に訪れていた。

 カサブランカからマラケシュへ向かうバスの車中、アラブ人に絡まれたハンクは、ルイ・ベルナール(D・ジェラン)というフランス人貿易商に救われる。別れ際、ベルナールからアフリカ料理店への夕食に誘われたベン。ジョーは、謎めいたベルナールを不審に思うが、ベンは気にしない。その後、馬車でホテルへ向かった夫妻は、イギリス人のドレイトン夫妻と知り合い昵懇(じっこん)の仲になる。

 その夜。マッケンナ夫妻は、宿泊しているホテルにベルナールを招き、ともに気ままな時間を過ごす。そんな中、部屋にノックの音が響く。ジョーがドアを開けると、そこには一人の男が立っている。男は、ベルナールを見るや、「部屋を間違えた」と言ってあわててその場を後にする。神妙な面持ちのベルナールは、何者かに電話をかけ「アフリカ料理店に連れて行けなくなった」と告げ、部屋を後にする。

 ベルナールがいなくなり、2人で食事をとるマッケンナ夫妻。と、彼らのもとに、イギリス人のドレイトン夫妻(夫エドワードと妻ルーシー)がやってくる。4人は、食事をイギリスの話に花を咲かせながら食卓を囲む。

 翌日。ベンたちとドレイトン夫妻は、街の市場へと向かう。と、彼らの前に、アラブ人に変装したベルナールが現れる。彼は、背中をナイフでひと突きされており、ベンに自分がルイ・ベルナールであるとささやいた後、ロンドンでの政治家暗殺計画と「アンブローズ・チャペル」という謎の言葉を告げて息絶える。

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