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ヴェネチア金獅子賞監督によるコメディタッチの群像劇

『カイマック』

Kaymak©Banana Film Meta Film N279 Entertainment Jaako dobra produkcija all rights reserved 2022©Maja Argakijeva

ワールドプレミア上映
製作国:北マケドニア/デンマーク/オランダ/クロアチア
監督:ミルチョ・マンチェフスキ
キャスト:サラ・クリモスカ、カムカ・トチノヴスキー、アレクサンデル・ミキッチ

【作品内容】
舞台となるのは、北マケドニアの首都スコピエの集合住宅。複数の登場人物が入り乱れるコメディタッチの群像劇である。タイトルは、トルコやバルカン半島で一般的な菓子に由来している。

メガホンをとったのは、『ビフォア・ザ・レイン』(1994)で世界三大映画祭の一つ、ヴェネチア国際映画祭で最高賞を受賞した、ミルチョ・マンチェフスキ。寡作でありながら、哲学的な作風で根強いファンが多い。世界初上映となる最新作を見逃す手はない。

【上映日時】
10/26(水) 18:30- 丸の内 TOEI1
10/29(土) 18:05- TOHOシネマズ シャンテ
11/01(火) 18:15- ヒューマントラストシネマ有楽町

養子斡旋業をモチーフにした社会派ドラマ

『孔雀の嘆き』

Peacock Lament©Sapushpa Expressions and Pilgrim Film

ワールドプレミア上映
製作国:スリランカ/イタリア
監督:サンジーワ・プシュパクマーラ
キャスト:アカランカ・プラバシュワーラ、サビータ・ペレラ、ディナラ・プンチヘワ

【作品内容】
妹の心臓手術にかかるお金を捻出するため、主人公・アミラはとある会社に就職。蓋を開けると、その会社は望まれない妊娠で生まれた子供を外国人に斡旋する組織だった…。スリランカ社会の暗部にフォーカスをあてた、野心作。

孔雀の嘆きを監督したサンジーワプシュパクマーラ

メガホンをとったのは、スリランカで活動する1977年生まれの映画作家、サンジーワ・プシュパクマーラ。長編処女作『Flying Fish(英題)』は世界30か国以上の映画祭に招待され、目の肥えた批評家たちから賞賛された。スリランカを代表する映画作家の最新作、どうかお見逃しなく。

【上映日時】
10/29(土) 21:15- TOHOシネマズ シャンテ
10/31(月) 15:25- ヒューマントラストシネマ有楽町
11/01(火) 18:05- 丸の内 TOEI1

キルギスを代表する映画作家の最新作

『This Is What I Remember(英題)』

This Is What I Remember©Kyrgyzfilm Oy Art Bitters End Volya Films Mandra Films

製作国:キルギス/日本/オランダ/フランス
監督:アクタン・アリム・クバト
キャスト:アクタン・アリム・クバト、ミルラン・アブディカリコフ、タアライカン・アバゾバ

【作品内容】
ロシアに出稼ぎに行っている間に記憶を失った男。20年ぶりにキルギスに帰還した先に待ち受ける運命は…? 『馬を放つ』(17)で知られるキルギスを代表する映画作家の最新作。

監督と主演を兼任するアクタンアリムクバト

監督を務めたのは、中央アジアの小国・キルギスを代表する映画作家であるアクタン・アリム・クバト。『明かりを灯す人』(2010)、『馬を放つ』(2017)と心温まる名作を発表。監督作は軒並み、ロカルノ、トロント、ヴェネチアほか数多の国際映画祭で上映され、国内外から高い評価を受けている。

【上映日時】
10/27(木) 18:30- 丸の内 TOEI1
10/29(土) 21:15- ヒューマントラストシネマ有楽町
11/01(火) 10:20- TOHOシネマズ シャンテ

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