『フェイス/オフ』の続編が始動。死んだはずのニコラス・ケイジが蘇る!? ジョン・ウーに代わって監督を務めるのは?
テロリストの顔を移植したFBI捜査官と、そのFBI捜査官の顔を移植したテロリストの死闘を描く映画『フェイス/オフ』。全世界で約2億4600万ドルを叩きだした90年代を代表するアクション映画だが、続編の噂は以前から囁かれていた。この度、主演を務めたニコラス・ケイジが続編について言及したようだ。現地のメディアを参考に、詳細を見ていこう。
ニコラス・ケイジ『フェイス/オフ』続編で復活!?
新監督やストーリーについて語る
米Colliderによると、collider編集長であるSteve Weintraubは、近日公開予定の西部劇『The Old Way(原題)』のプロモーションでニコラス・ケイジを取材したようだ。その際に、ケイジが『フェイス/オフ』の復帰に興味を持っているか尋ねた。
その際にケイジは、キャスター・トロイと、ショーン・アーチャーが互いに子供を持ち、その子供達が成長すると、彼らが対決するという映画の流れについて、議論になったと明かしたようだ。
“キャスターとショーンの間に子供が生まれ、その子供たちが成長、ということを考えると、3次元でのチェスのようになり、ジョン・トラボルタと私の2人だけでなく、4人が向き合うことにより、以前と違うレベルに話が進み、さらに複雑になっていくんだ…自分自身も、事務所で1回くらいしかこの映画の打ち合わせをしていないから、詳しいことはわからない。”とケイジは語ったようだ。
さらにケイジは、ウー監督からアダム・ウィンガード監督に、映画が引き継がれることについて、“映画界のレジェンド2人が競演する映画を完成させた。ウィンガード監督は素晴らしいし、私たちは感性が似ている。『ゴジラVSコング』で彼が行ったことは全て好きだし、彼は頭がいいと思う。彼は映画や、様々なアイコンに敬意を払っている。素晴らしい作品になると思う。”と語った。
オリジナルである、映画『フェイス/オフ』は、1990年代のアクションと、ウー監督のスローモーション撮影、顔が入れ替わるユニークさや、指名手配中の敵に化けて、刑務所に入る潜入捜査官など、狂気的な作品に仕上がっている。
この作品はストーリーの複雑さから、成功するはずがないとされていたというが、ジョン・ウーをはじめとする製作スタッフが全力で取り組んだ結果、25年経った今でも多くの映画ファンから賞賛を得る名作となった。
ジョン・ウー監督による前作ではケイジ演じるキャスター・トロイは死んだのだが、ウィンガード監督は、新作ではケイジを復活させるための『完全なる続編』になると語っているようだ。
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