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映画『泥棒成金』<あらすじ ネタバレ キャスト>ラストの内容は? アルフレッド・ヒッチコックの隠れた名作を紹介

text by 編集部

映画『泥棒成金』の【あらすじ】、【ネタバレありあらすじ】を紹介。アルフレッド・ヒッチコック監督作品。ケーリー・グラント、 グレース・ケリーら出演。元宝石泥棒が自分の模倣犯を捕まえるために奮闘するロマンティック・スリラー映画。映画史で最も影響力を持つヒッチコックの、これまでの作品とは一味違う本作の内容をラストまでご紹介!

映画『泥棒成金』あらすじ

アルフレッド・ヒッチコック
アルフレッド・ヒッチコック【Getty Images】

 「キャット」ことジョン・ロビー(ケイリー・グラント)は、富豪のみをターゲットにするという高潔な泥棒だった。一時は警察に収監されていたが、その後脱獄し、レジスタンスとともに戦闘。その功によって恩赦がくだり、現在は南仏リヴィエラの別荘で悠々自適な生活を送っていた。

 そんなある日。リヴィエラの高級リゾート街で、上流階級を狙った宝石盗難事件が発生。夜の闇に紛れて行われる手口の華麗さから、警察は、ジョン・ロビーの犯行を疑った。

 しかし、ジョンは全く身に覚えがない。かつての仲間に裏切り者がいると踏んだ彼は、当時の仲間ベルタニ(シャルル・ヴァネル)のレストランを尋ねる。しかし、仲間たちもジョンの仕業と考えており、ジョンに憤慨していた。

 偽「キャット」は一体だれなのか―。考えあぐねたジョンは、自らの身の潔白を証明するため、偽者が盗みに入りそうな屋敷に先回りするという計画を立てる。

 まず、ジョンは、ベルタニの指示でカンヌのビーチクラブを訪れ、保険会社の調査員ヒューソンに邂逅。盗んだ宝石を引き換えに、偽「キャット」が狙いそうな宝石の所有者を聞き出す。

 そして、ジョンは、自らを材木商コンラッド・バーンズと名乗り、アメリカ人の石油成金スティーブンス夫人(ジェシー・ロイス・ランディス)に接近。虎視眈々と偽「キャット」の犯行の機会をうかがっていた。

 しかし、盗難被害に遭ったのは、スティーブンス夫人ではなかった。しかも、偽「キャット」はジョンの行動に気づいており、彼に「深入りするな」というメッセージを送る。

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