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映画『トレインスポッティング』、なぜ人気? 原題の意味と伝説のトイレシーンを徹底考察&評価。名言と珠玉の楽曲も深掘り解説

text by 編集部
ユアン・マクレガー【Getty Images】

レントン役のユアン・マクレガー【Getty Images】

トレインスポッティング

3.5

アカデミー賞脚色賞ノミネート
英アカデミー賞脚本賞受賞、作品賞ノミネート
ボストン批評家協会賞作品賞受賞
ゴールデン・サテライト賞作品賞・脚本賞・助演男優賞ノミネート
インディペンデント・スピリット賞外国映画賞ノミネート
ロンドン批評家協会賞主演男優賞・最優秀製作者賞受賞、監督賞・作品賞ノミネート
MTVムービーアワード男優賞ノミネート
シアトル国際映画祭監督賞・作品賞受賞
アメリカ脚本家協会賞脚色賞ノミネート

演出:
13点
脚本:
12点
配役:
16点
映像:
17点
音響:
15点

ユアン・マクレガー主演の映画『トレインスポッティング』のネタバレあらすじに加え、演出・脚本・配役・映像・音楽の5つの視点から徹底解説。映画史上に残るトイレのシーン、なぜ人気なのか、タイトルに込められた意味や名言など、青春映画の不朽の名作を多角的な視点から解説する。<あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー>

『トレインスポッティング』のあらすじ【ネタバレなし】

ユアン・マクレガー【Getty Images】
レントン役のユアン・マクレガー【Getty Images】

 主人公は、スコットランド・エディンバラに暮らす薬物中毒者の若者レントン(ユアン・マクレガー)。

 彼には、ヘロイン中毒で女たらしのシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)、同様に薬物中毒で心の優しいスパッド(ユエン・ブレムナー)、アルコール中毒で暴力的なベグビー(ロバート・カーライル)、スポーツ万能で彼女がいる所謂「普通」なトミー(ケヴィン・マクキッド)などの友人がいた。

 ある日、レントン、シック・ボーイ、スパッドの3人は、薬物を断とうと決意する。またレントンは、友人のトミーと彼の恋人が作った自家製ポルノビデオを見て、自分の人生には異性との関係が不足していると気づく。

 その後クラブに向かったレントンは、ダイアン(ケリー・マクドナルド)という女性に一目惚れをする。一夜を過ごした翌朝、彼女がまだ学生であることをレントンは知り、犯罪者になることを恐れダイアンと距離を取ることにする。一方、スパッドは恋人との初夜につまずく。

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