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映画『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』<あらすじ、ネタバレ、キャスト>まさかのラストとは? 物語を紹介

text by 編集部

映画『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』の【あらすじ】、【ネタバレありあらすじ】を紹介。鬼才デヴィッド・リンチ監督作。カイル・マクラクラン、デイヴィッド・ボウイ、キーファー・サザーランドら出演。一世を風靡した大ヒット同名TVシリーズの前日譚。本作の内容を細かくご紹介。

映画『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間』あらすじ

カイル・マクラクラン
カイル・マクラクラン【Getty Images】

 ワシントン州北西部の田舎町ディア・メンドウ。この町を流れるウィンド川である日、17際の少女テレサ・バンクス(パメラ・ギドリー)が他殺体となって発見された。

 ふたりの売春婦とバスの運転手を逮捕していたFBIフィラデルフィア支局のチェスター・デズモンド捜査官(クリス・アイザック)は、ゴードン・コール地方捜査主任の命で捜査を開始。鑑識員のサム・スタンリー(キーファー・サザーランド)とともに、事件が起きた小さな町ツインピークスへ向かう。

 到着早々地元警察と衝突した2人は、テレサの遺体がある安置所へ直行。遺体から指輪が消えていること、左手薬指に妙な打撲痕があり、爪の下に”T”と書かれた紙片が隠されていることを発見した。

 続いて2人は、テレサの直近の行動について彼女が1ヶ月働いていたハップの店で聞き込みを実施。「La nuit est le bon moment(夜がふさわしい時だ)」とフランス語を話す少女、連れの老人、ジャックとイレーネから、彼女がコカインを常用していたという情報を得る。

 その後スタンリーは、一度ディア・メンドウを離れて自分の仕事へ。デズモンドが一人残り、テレサが住んでいた、ファット・トラウト・トレーラー・パークの調査へ向かい、チャルフォントのトレーラーからテレサの緑色の指輪を見つけるが、その後彼は行方不明となる。

 一方フィラデルフィアのFBI本部ではデイル・クーパー捜査官(カイル・マクラクラン)が上司のゴードン・コール(デイヴィッド・リンチ)に会いにきて、「2月16日午前10時10分、前に話した夢の日だ」と告げる。と、そこへ、2年間失踪していたフィリップ・ジェフリーズ捜査官(デイヴィッド・ボウイ)が姿を現す。

 失踪期間のことを尋ねられたジェフリーズは「ジュディのことは話したくない」と前置きした上で、別の世界から来た小人とボブ、ミセス・チャルフォントとその孫、ジャンプする男、2人の木こり、電気技師らの集会を見たと支離滅裂なことを言う。

 そして「奴らをつけていった」「僕らは夢のなかで生きている」「指輪」「コンビニエンスストアの上だ」などと断片的な言葉を発した後、赤いカーテンで仕切られた部屋にいる小人の夢を語り、「この指輪で汝らは結ばれる」と笑い、その場を去る。その直後、2人のもとにデズモンド失踪の報告が入り、今度はクーパーがデズモンド捜査に向かう。

 ファット・トラウト・トレーラー・パークに向かったクーパーは、テレサが借りていたトレーラーの窓ガラスに「Let’s Rock(さあ、やろう)」の文字を発見。テレサが死んだ川を見て、さまざまな手掛かりに思いを馳せながら、事件が繰り返されていることを悟る。

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