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「最後の標的は日本」とはどういうことなのか

『VIVANT』第5話より(C)TBS
VIVANT第5話よりCTBS

そして何より興味をそそるのが、テントの最終目的だ。野崎や公安は「最後の標的は日本」という情報を得てはいるが、第8話では、そういった動きは微塵も感じられなかった。テントが日本を標的にしていると仮定した場合、ベキが恨みをもっているのは公安時代に自分を見捨てた上層部や政府であって、日本そのものではないはずだ、という考えが頭をもたげる。

さらにベキの“私怨”のために、巨大組織となったテントが本当に動くのかという疑念も沸く。ベキが復讐に動くとすれば、標的となるのは野崎ら日本の公安、もしくは公安トップの佐野雄太郎(坂東彌十郎)ということになる。

テントはあくまでもバルカの子どもたちのために存在し、テロ行為はあくまで資金調達のための事業であるならば、日本国内で一般人を巻き込むような無差別テロを引き起こすことはないと考えたい。展開的に、今後は「テントvs公安」、あるいは「テントvs野崎ら個人」といった闘いにシフトしていくのではないだろうか。

そうなった時、誰がキーマンとなるのか。

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