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映画『ワイルド・アット・ハート』<あらすじ、ネタバレ>結末まで徹底紹介。鬼才デヴィッド・リンチによる異色のロードムービー

text by 編集部

映画『ワイルド・アット・ハート』の【あらすじ】、【ネタバレありあらすじ】を紹介。鬼才デヴィッド・リンチ監督作品。第43回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。ニコラス・ケイジ、ローラ・ダーンらが出演。愛の逃避行をするカップルのバイオレンスラブストーリーを衝撃のラストまで徹底網羅!

映画『ワイルド・アット・ハート』のあらすじ

ニコラス・ケイジ
ニコラス・ケイジ【Getty Images】

 アメリカ南部のとある町。ルーラ・フォーチュン(ローラ・ダーン)と交際していたセイラー・リプリー(ニコラス・ケイジ)は、劇場前で、ルーラの母マリエッタ(ダイアン・ラッド)が仕向けた殺し屋から因縁をつけられナイフを向けられる。セイラーは、男をその場で撲殺。傷害致死の罪で刑務所に収監される。

 それから約2年後。刑期を終えて晴れて出所したセイラーは、ルーラに電話するが、マリエッタに切られてしまう。マリエッタは、セイラーに会わないようルーラに警告するが、ルーラはマリエッタに逆らってセイラーを迎えにいく。セイラーは、ルーラの蛇革のジャケットを着てケープ・フィアーのホテルへ直行。お互いに肌を重ね、変わらぬ愛を確認する。

 その後、セイラーは、ルーラを連れてヘヴィメタルバンド『パワーマッド』のライブ会場に向かい、エルビス・プレスリーの甘いナンバーでルーラをうっとりさせる。しかし、1番好きなラブソング「ラブ・ミー・テンダー」は、生涯の伴侶に捧げると決めており、ルーラにはまだ歌っていなかった。

 その後、ホテルで激しく愛し合った2人は、執行猶予を無視してカリフォルニアへと出発する。ルーラは、もう自分にはセイラーしかいないと感じ、「私を見捨てないでね」と請願する。セイラーは、そんなルーラを優しく抱きしめる。

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