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もし『呪術廻戦』が実写化したら…? 妄想キャスト予想(7)チート級の強さ…根強い人気を誇る「術師殺し」は?

text by 編集部

芥見下々による漫画『呪術廻戦』。本作は、人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊と対峙する呪術師の闘いを描いた、ダークファンタジー作品だ。今回は、原作、アニメ、劇場版すべてで大ヒットを打ち出す人気作を、「もし実写化されたら」というテーマで妄想キャスティングする。第7回。(文・編集部)

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「懐玉・玉折」編のラスボス

伏黒甚爾(ふしぐろ とうじ)

演じるなら、この人!
~青木崇高~

青木崇高
青木崇高【Getty Images】

「呪術廻戦」の中で異彩を放つ敵キャラ、伏黒甚爾。呪術師の御三家と呼ばれる禪院家の生まれながら、呪力を持たない「天与呪縛」という特異体質のため、ひどい扱いを受けており、グレて家を出たあと婿入りしたことで「伏黒」に改名し、その間に伏黒恵を授かった。

 禪院家を出てからは、「術師殺し」の異名をもち、「懐玉・玉折」編のラスボスとして、高専時代の五条悟と夏油傑の前に立ちはだかった。

「天与呪縛」として呪力を持たないという、肉体に強制的な「縛り」が課されていることで、常人離れした身体能力と五感を有しており、呪いを認識できるというチートキャラだ。

 敵キャラではあるが、圧倒的な強さからファンが多い登場人物でもある。そんな伏黒甚爾役は、青木崇高に任せたい。ビジュアル的にも、骨太で男らしいルックスは完璧に合致する。また、青木にはヴィランキャラに必須の威厳が備わっており、その点もピッタリだ。

 青木は、『龍馬伝』(2010)、『平清盛』(2012)、『ちかえもん』(2016)、『西郷どん』(2018)、『鎌倉殿の13人』(2022)など、多数のNHK大河ドラマに出演。中でも圧巻だったのが『平清盛』で演じた若き日の弁慶役である。

 同作のチーフ・プロデューサーは「今、弁慶を演じられる若手俳優は青木崇高さんしかいません」と青木への全幅の信頼を明らかにした上で、「弁慶は、無数の矢を受けて仁王立ちしたまま生き途絶えました。青木さんの演技は、その姿を演じきれるくらいの生命力に溢れています」と、青木の演技を絶賛している。

 五条悟がとどめを刺す伏黒甚爾の最期は、体の左半分を吹っ飛ばされてしまい、弁慶と同様に立ち続けたまま息絶える。この場面を再現できるのは、弁慶を演じきった青木崇高ただ1人だ。

(文・編集部)

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【了】

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