もし『僕のヒーローアカデミア』が実写化したら? 妄想キャスト予想(3)氷と炎を操る容姿端麗な人気キャラは?
text by ふくだりょうこ
「週刊少年ジャンプ」で人気を博した、堀越耕平による漫画『僕のヒーローアカデミア』は、ほとんどの人が超常能力“個性”を持つ超人社会で“無個性”の主人公が、ヒーローを目指して成長していく物語だ。今回は、「もし実写化されたら」というテーマで個性豊かなキャラクターの”妄想”キャスティングをお届けする。(文・ふくだりょうこ)
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【著者プロフィール:ふくだりょうこ】
大阪生まれ関東育ちのライター。
大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。
ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。
陰と陽のバランスが絶妙
轟焦凍(とどろき しょうと)
演じるなら、この人!
~佐野勇斗~
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右半分が白、左半分が赤の髪は自身の個性を現す。右半身で凍らせ、左半身で燃やすという氷と炎を自在に操る個性を持つのが轟だ。成績優秀で、父はNo.2ヒーローであるエンデヴァー。容姿端麗で人気も高い。
クールだが、実は少し天然なところもあるのが轟のチャームポイント。家族との関係、父親との軋轢でどこか影があった轟だが、1-Aのクラスメイトたちと時間を過ごしているうちに雰囲気も柔らかくなっていく。
容姿端麗、しかしどこか影がある…そんな轟を演じてほしいのが、佐野勇斗だ。最近では朝の連続テレビ小説『おむすび』(NHK総合)が記憶に新しいが、実はその姿を見ない時期はないのでは? というほど、近年、さまざまなドラマに出演し、目覚ましい活躍ぶりを見せている。
その役柄も幅広く、片や典型的なオタク役もあれば、真逆のイメージである自衛官役も。話題となったドラマ『真犯人フラグ』(2021、日本テレビ系)では大学生で若手起業家の橘一星を熱演し、「犯人ではないか?」と視聴者を大いに惑わせた。
影のある役も、キラキラした役もしっかりと演じられる佐野こそ、轟役にハマるのではないだろうか。
(文・ふくだりょうこ)
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