識者が選ぶ「期待を超えてきた冬ドラマ」は? 必見作(3)やりたい放題…キャストのバランスが最高なのは?
text by 小林久乃
2025年の冬ドラマがものすごく面白いです。今のところ、視聴離脱がありません。ああ、楽しい。今回は私こと、超絶ドラマオタクのコラムニスト小林久乃が選んだ、冬ドラマベスト5をご案内します。ちなみにこちらは1月29日時点のお気に入りになりますので、ここからドラマの進行につれて、順位はどんどこ入れ替わります。悪しからず。第3回。(文・小林久乃)
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第3位『それでも俺は、妻としたい』(テレビ大阪、BSテレ東)
毎週土曜深夜24時〜(BSテレ東)
脚本:足立紳
キャスト:風間俊介、MEGUMI、嶋田鉄太、吉本実憂、熊谷真実 ほか
スタート前から朝ドラ『ブキウギ』(NHK総合)を書かれた 紳さんが原作、脚本足立、監督を担当するということで、注目していました。夫婦のセックスレスがテーマです。妻にさせてもらえない、脚本の仕事もないダメ夫の柳 豪太(風間俊介)、超絶恐妻の妻の田チカ(MEGUMI)というフォーメーションのバランスがめちゃくちゃいいです。2人の俳優さん、役にハマりすぎ。ここに不登校の息子も加わって、家族のコミカルさが増量。深夜、テレビ大阪という自由度を存分に活かして、やりたい放題にスタッフが楽しんでいるな〜と観ている側も楽しくなります。
(文・小林久乃)
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