庵野秀明原作・監督による日本の名作アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。1995年にテレビ東京系列ほかで放送されて以来、今に至るまで世界中で愛され続けている名作中の名作だ。今回は、第3次アニメブームの火付け役であり、社会現象を巻き起こした本作が「もし実写化されたら」というテーマで妄想キャスティングする。（文・かんそう）

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葛城ミサト

演じるなら、この人！
～石原さとみ～

　特務機関「NERV」戦術作戦部作戦局第一課所属のシンジたちの直属の上司。厳しく職務を遂行する姿と、プライベートでの明るく気さくな印象とのギャップを出せる俳優で思い浮かぶのは石原さとみしかいない。

　ミサトのこの雰囲気はドラマ『アンナチュラル』（TBS系、2018）で石原が演じた三澄ミコトの見せるギャップともぴったり重なる。

　その一方で、自分のパーソナルスペースには極端に敏感で他人と深く関わることを避けており、必要以上に自分の領域に踏み込んだ相手には、攻撃的に振る舞うような一面もある。

　これも近年石原さとみが演じた映画『ミッシング』（2024）での激情的な姿を見れば、想像に難くない。

（文・かんそう）

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