日本映画史上最高のアクション俳優は? ベストアクター(2)みなぎるホンモノの迫力…所作の美しさにうっとり
text by 編集部
俳優という職業には、さまざまな条件が求められる。そのうちの1つが、「身体能力の高さ」だろう。従来、さまざまな俳優たちが、自らの身体能力をスクリーンの前で披露してきた。そんなわけで今回は、アクションに定評がある俳優を5名紹介しよう。第2回。(文・編集部)
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岡田准一

さて、次に取り上げるのは、俳優やアイドル以外に武道家としての顔も持つ岡田准一だ。
岡田は、2007年から2008年まで放送された『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)以来、格闘技の道に足を踏み入れ、武術家の中村頼永やダン・イノサントに支持し、2010年にはフィリピンの護衛術カリ(エスクリマ)とブルース・リーが創始した格闘術ジークンドーのインストラクター認定を受けている。
そんな岡田のアクションを堪能できるのが、2013年から2015年まで、映画とドラマが3作公開された『図書館戦争』シリーズだろう。防衛省、陸上自衛隊、航空自衛隊の全面協力を得て製作された本作で、岡田は見事なガンアクションを披露。観客の度肝を抜いている。
また、岡田を語る上で欠かせないのが、時代劇での所作だ。2014年のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』では、主役を務めている岡田。原田眞人監督の『燃えよ剣』(2021)をはじめとする数々の作品で、本物のサムライかと見間違うような見事な殺陣と体さばきを披露している。
そんな岡田は、今村翔吾原作、藤井道人監督のNetflixシリーズ『イクサガミ』で主演兼アクションプランナーを担当することが報じられている。彼が生み出す新たなアクションに期待したいところだ。
(文・編集部)
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