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「悪夢の結末が酷い」後味最悪…究極の鬱ホラー映画(3)。日本ゲームの実写化…ファン納得の傑作鬱ホラー

text by 編集部

ホラー映画紹介Vtuver・ミミカ・モーフ氏に、配信で観られる映画作品の中から「本当に怖い映画」を厳選してご紹介いただく本企画。今回は、鬱展開ホラー映画の中から5作品をチョイス。逃げ場のない殺人ゲーム、出口のない迷宮をさまよう母親…。報われない展開に神経が逆撫でされる、鬱ホラーの傑作群をご紹介。

(配信状況に関する情報は2022年12月時点のもの)

『サイレントヒル』(2006)


出典:amazon

上映時間:126分
製作国:カナダ、フランス、日本、アメリカ
監督:クリストフ・ガンズ
脚本:ロジャー・エイヴァリー
キャスト:ラダ・ミッチェル、ショーン・ビーン、ローリー・ホールデン、デボラ・カーラ・アンガー、キム・コーツ、ターニャ・アレン、アリス・クリーグ、ジョデル・フェルランド、コリーン・ウィリアムズ、ロン・ガブリエル

【作品内容】

娘のシャロンが悪夢と共に口にする「サイレントヒル」という言葉を手掛かりに、母親のローズは実在の街・サイレントヒルへと訪れる。深い霧に包まれたその街で、ローズは出口のない恐怖の迷宮へと飲み込まれていく。

全世界で親しまれているコナミのホラーゲーム『サイレントヒル』の1作目を、日本含む4ヵ国の合作で映画化。本作のプロデュースは、『バイオハザードシリーズ』なども手掛けたサミュエル・ハディダが務めた。

ミミカ・モーフ 推薦コメント


日本の人気ホラーゲーム『Silent Hill』を実写化した映画である。ゲームの実写化と聞くと、少し嫌な気持ちになる映画好きは少なくないだろう。しかし、そういった意味で鬱になる映画ではないのでまずは安心してほしい。

むしろ今作は、実写化映画の中では非常に素晴らしいクオリティを誇っている。ゲームの不気味な世界観やクリーチャーの気持ち悪さから、カッコよさまで、極めて忠実に再現しており、ストーリーの部分でも原作ファンを満足させる出来となっている。

原作ゲームの好きな部分で盛り上がりながら楽しめる反面、ストーリーには救いがまったくない。最後にはもの悲しく、報われない残酷な結末が待ち受けており、隠れた「鬱映画」の傑作として、素晴らしい完成度を誇っている。

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