衝撃の結末とは…?「アカデミー賞歴代作品賞」高評価ランキング【6位】恐怖の精神病棟…歴史に残る真の名作映画
text by 編集部
先日、第95回アカデミー賞のノミネート作品が発表された。今年の開催日は3/12日(現地時間)。授賞式が間近に迫る中、一体どの作品が作品賞の栄冠に輝くのか、注目が集まっている。今回は、アメリカ最大級の映画データベースサイト「IMDb」のスターレイトを参考に、歴代の作品賞受賞作品94本の中から、評価の高い作品をご紹介。まずは、10位から6位をチェックしていこう。
6位『カッコーの巣の上で』(1975年)
監督 : ミロス・フォアマン
主演 : ジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャー
映画『カッコーの巣の上で』は、1970年代を代表する偉大なアメリカ映画の一つであり、アメリカでは興行収入1億ドル(129億円)を超える興行収入を得た、大ヒット映画だ。
刑務所の強制労働から逃れるため、精神異常を装ってオレゴン州立精神病院に入ったマクマーフィー(ジャック・ニコルソン)は、病院の管理体制に反発を覚える。彼は絶対的な権力を誇る婦長のラチェッド(ルイーズ・フレッチャー)と対立しながら、入院患者たちに生きる気力を与えていく…。
1960年代の精神病院を舞台に、反抗的な患者が、威圧的で恐ろしい看護婦と衝突し続けるというストーリー、素晴らしいキャラクター、ジェットコースターのような展開、そして忘れがたいクライマックスによって、本作は映画ファンの間で、名作として語り継がれている。
1998年にアメリカン・フィルム・インスティチュートが選出した「アメリカ映画ベスト100」では20位。同機関が2006年に選出した「感動の映画ベスト100」では17位にランクイン。
また、2012年に英Total Film誌が発表した「映画史に残る演技ベスト200」では、本作におけるジャック・ニコルソンの演技が第一位に選ばれた。今回のランキングが依拠しているIMDBの平均評価でも、8.7点という高評価を叩き出している。
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