『鬼滅の刃』で1番の人気を誇っている煉獄杏寿郎。本作が実写化されるとなった場合、主人公の炭治郎よりも煉獄さんを演じる俳優に話題が集まること間違いない。今回は、煉獄さんを演じてほしい俳優を6名ピックアップ。それぞれの役者の魅力を解説する。第6回。（文・編集部）

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【おまけ】芸能界1、熱い男

松岡修造

　きっと現実的にキャスティングされれば、大炎上は間違いないが、完全にネタ枠として松岡修造を挙げさせてもらう。

　テニスプレーヤーとして活躍し、現在はタレントとしてスポーツ解説や実況をしている。あくまでスポーツ関係の番組出演が多く、バラエティ班ではないが、なぜか世界で度々話題に上がる人物だ。

　2011年の上海オリンピックで、テレビ朝日のメインキャスターとして現地に行った際、観客席で立ち上がり、自分もその場で泳ぐという奇行を見せた。この松岡の一部始終を、イタリアのテレビ局が試合そっちのけで報道したことで、日本では「珍事件」「世界に松岡修造が見つかった」と、ネタとして語り継がれている。

　松岡を語るうえで外せないのは、「できる！ できる！」でおなじみの「C.C.Lemon」のキャンペーン「元気応援プロジェクト」だろう。

　自分の名前を入力すると、目をキラキラとさせた松岡修造が名前を呼び、「○○！ できる！ できる！ キミならできる！」「大丈夫！ キミは太陽だから！」と、太陽よりも眩しい笑顔で語りかけてくる。これがネットミーム化し、友達の名前を入力した動画を送り合うノリが当時学生の間で流行っていた。

　この圧が、煉獄さんを連想させてしまうのだ。

　また、松岡修造は究極の晴れ男としても逸話がある。

　2014年ソチオリンピックの取材で日本を離れたとき、日本では山梨県が孤立する被害が出た記録的大雪となったが、現地では2月なのに海水浴ができるほどの温かい気温となった。さらには、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、例年をはるかに上回る猛暑になったという報道があり、国内外かも注目されている人物だ。

　無限列車で夜中戦い、猗窩座の戦いの後、朝日を背にして息を引き取るというあの美しい場面、晴れ男である松岡なら天気環境は整えるため、撮影はスムーズにいくだろう。

（文・編集部）

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【了】