もっとも感動した恋愛ドラマは? 後世に語り継ぐべき名作(3)尊すぎる…胸キュン必至の新時代の傑作は?

text by 菜本かな

フィクションにおいて「恋愛もの」といえば王道中の王道ジャンル。今回はそんな直球テーマの中でも、最高の恋愛ドラマを5本セレクト。切ない展開に涙する感動作から胸キュンシーンに心が沸き立つラブコメディまで珠玉の名作をご紹介する。第3回。(文・菜本かな)

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『これは経費で落ちません!』(2019、NHK総合)

多部未華子
多部未華子【Getty Images】

脚本:渡辺千穂、藤平久子、蛭田直美
キャスト:多部未華子、重岡大毅(ジャニーズWEST)、伊藤沙莉、桐山漣、江口のりこ、ベッキー、松井愛莉、韓英恵、角田晃広、片瀬那奈、モロ師岡、平山浩行、吹越満

【注目ポイント】

 せっけんメーカーの経理部に勤めるアラサー女子・沙名子(多部未華子)は、「何事もイーブンに生きる」をモットーに、回ってくる領収書や請求書をチェックしている。本作は、恋に奥手な沙名子が見つけるワケありの人間関係をコミカルに描く新時代のオフィスドラマだ。

 恋愛ドラマ…ではないかもしれないが、沙名子と太陽(重岡大毅)の甘酸っぱい恋模様があまりにもキュンキュンするので、セレクトさせてもらった。まず、沙名子はちょっぴり(というか、だいぶ?)変わり者なのだが、そんな彼女のことを「面白いなぁ」「尊いなぁ」という感じで見つめている太陽にめちゃくちゃキュンキュンする。とくに第2話、太陽が沙名子に恋に落ちた瞬間の表情がヤバすぎるので、ぜひチェックしてもらいたい。

 そのほかにも、恋愛慣れしていない沙名子を安心させるために「ゆっくり行こう」と微笑み、頭をポンっと撫でてあげたり…。惚れてまうやろ〜! 行動を連発している太陽。キュンキュンしながら、仕事を頑張る活力をくれるので、ぜひチェックしてみてほしい。

(文・菜本かな)

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【了】

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