世界最高の映画は?「アカデミー賞歴代作品賞」高評価ランキング【3位】伝説級続編! 登場人物がカッコ良すぎるマフィア映画
text by 編集部
先日、第95回アカデミー賞のノミネート作品が発表された。今年の開催日は3/12日(現地時間)。授賞式が間近に迫る中、一体どの作品が作品賞の栄冠に輝くのか、注目が集まっている。今回は、アメリカ最大級の映画データベースサイト「IMDb」のスターレイトを参考に、歴代の作品賞受賞作品94本の中から、評価の高い作品をご紹介。ここでは、5位から1位を発表する。今回は3位をチェック。
3位『ゴッドファーザーPARTII』(1974年)
監督 : フランシス・フォード・コッポラ
主演 : アル・パチーノ、ロバート・デ・ニーロ
続編が作品賞を受賞することは稀とされており、『ゴッドファーザーPARTII』はその中でも際立った完成度を誇る名作だ。この作品は、前作をベースにしており、一家の新しいボスであるマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)がダークでモラルに欠ける道を歩み、同時にヴィトー・コルレオーネ(前作でマーロン・ブランドが演じたキャラクターをロバート・デ・ニーロが演じている)がコルレオーネ犯罪一家を設立するまでのプロセスが、回想シーンによって描かれる。
本作は、初代『ゴッドファーザー』に次ぐ評価を得ており、映画史上最高の続編の一つとして、『ゴッドファーザー』サーガの伝説を確固たるものにした。
ちなみに本作は、1974年に公開されたフランシス・フォード・コッポラ監督の2本のうちの1本であり、もう1本の『カンバセーション…盗聴…』は、カンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを受賞している。この事実は、当時のコッポラ監督の勢いがどれほど凄まじかったのかを雄弁に示している。
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