最も泣ける日本の青春ドラマは? 世代を超えて愛される名作(5)型破りの教師と生徒の絆に涙…定番の名作
青春ドラマには名作が多い。そこで今回は世代を超えて愛される青春ものを5本セレクト。「私もこんな青春を過ごしたかった」と思わずにはいられない、珠玉の作品だけを選んだ。ストーリーの内容と見どころを解説する。第5回。(文・菜本かな)
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型破りの教師と生徒の交流に心が震える
『GTO』(1998、フジテレビ系)
脚本:遊川和彦、菅良幸
キャスト:反町隆史、松嶋菜々子、池内博之、小栗旬、窪塚洋介
【注目ポイント】
元暴走族の高校教師・鬼塚(反町隆史)が、学校の問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマ。2012年にはAKIRA主演でリメイクされたこともあるのだが、本稿では反町版GTOを紹介していきたいと思う。
『GTO』第1話では、鬼塚が両親の不仲に悩む生徒の家に行き、壁をハンマーでぶち壊す場面があった(両親は、関わりを断つためにお互いの部屋の間に壁を隔てていた)。このシーンを観たとき、「こんな先生に出会いたかった!」と思った人も多いのではないだろうか。
鬼塚は、大人目線でみたら決して良い先生とは言えないのかもしれない。しかし、生徒の悩みを払拭するために、ここまで自分を犠牲にできる教師はどれくらいいるのだろう。ほとんどは、自己保身をいちばんに考えてしまうはずだ。
だからこそ、まわりの教師や保護者には白い目で見られることが多いのだが、生徒たちは鬼塚の言葉や行動によってどんどん変わっていく。昨年放送された『GTOリバイバル』で、小栗旬をはじめとした鬼塚の生徒たちが26年ぶりに集結したのも、エモーショナルを感じるポイントだった。
(文・菜本かな)
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【了】