『御上先生』で最も演技が良かった若手俳優は? 株を上げた才能(2)1分以上の長台詞が凄かった…稀有な吸引力
text by 望月悠木
最終回を迎えた日曜劇場『御上先生』(TBS系)。本作は、官僚派遣制度によって進学校・隣徳学院の担任教師を務めることとなった、東大卒のエリート文科省官僚・御上孝(松坂桃李)が、生徒達に「考えること」の重要性を説きながら、学校側の闇を暴くヒューマンドラマ。今回は、今後の出演作にも期待の若手俳優5人をまとめたい。第2回。(文:望月悠木)
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感情的にさせずに聞かせる力
影山優佳(演・倉吉由芽)
次はバイリンガルの帰国子女・倉吉由芽を演じた影山優佳。4話では、アメリカで育った彼女が御上から「原爆投下についてどう教わった?」と問われ、アメリカの教科書が示している見解(本土決戦を避けるため原爆投下は必要だった)を踏まえつつ、「日本はもっと早く戦争をやめるべきだったし、アメリカは原爆を落とすべきではなかった」と自分の意見を明らかにする。
生徒同様に筆者も緊張感を覚えたこのシーンで影山は、感情的になるのを抑え、問いかけるような話し方によって、視聴者を引き込んでみせた。このシーンで影山は1分以上もノーカットでセリフを発していたが、どんどん倉吉の言葉に引き込まれ、視線を釘付けにさせる影山の“吸引力”にも驚かされた。
※日曜劇場『御上先生』は、U-NEXT独占で全話配信中。
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