史上最高のラブコメ映画は? 幸せな気分になれる名作(1)立ち上がった前髪がヤバい…下品だけどキュートな傑作
時に人生を変えてしまうのが恋であり、愛である…。カッコ悪くて滑稽で、苦しくてもなぜか止められない。しかしそれが面白い。恋愛映画は誰かの人生の一番面白い瞬間を切り取った指南書だ。そこで今回は、史上最高のラブコメ洋画を5本セレクトしてご紹介する。第1回。(文・小室新一)
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下ネタとロマンスが融合したラブコメの金字塔
『メリーに首ったけ』(1998)
監督:ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
脚本:エド・デクター、ジョン・J・ストラウス、ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
原案:エド・デクター、ジョン・J・ストラウス
出演:キャメロン・ディアス、マット・ディロン、ベン・スティラー
【作品内容】
さえない学生時代のテッド(ベン・スティラー)は、ひょんなことから学園のマドンナ的存在であるメリー(キャメロン・ディアス)からプロムへの招待を受ける。しかし、失態を犯してしまい、行けなくなってしまったのだった。
13年たった今もテッドはメリーに思いを寄せていた。彼は探偵を雇って、今の彼女を探してもらう…。
【注目ポイント】
監督は『愛しのローズマリー』(2001)など多くのコメディ映画を世に放っているファレリー兄弟。出演は、本作を皮切りにブレイクしたキャメロン・ディアスがメリーを、『ナイトミュージアム』(2006)のベン・スティラーがテッドを、『アウトサイダー』(1983)のマット・ディロンが探偵のヒーリーを演じている。
ファレリー兄弟が作るコメディは下ネタ満載であり、本作は映倫R15+指定となっている。ドギツイ下ネタを含んだ内容ではあるが、自然と笑える作りになっている。
中でも、テッドの精液を、メリーがヘアジェルと勘違いするシーンは印象的である。公開当時、アメリカで“ヘアジェル”という言葉が流行ったほどだ。
劇中、幾人もの男から熱烈な視線を向けられるメリーを演じた当時27歳のキャメロン・ディアスはなんとも美しい。彼女のキュートな演技の魅力は筆舌にしがたく、本作で幅広い層の観客を魅了し、世界的ブレイクの足掛かりとなった。
(文・小室新一)
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