“次の朝ドラヒロイン”にふさわしい女優は?(1)大河ドラマで大化け…妖艶さが加わった天才女優に敵なし?

text by 編集部

新作が発表されるたびに注目を集めるNHK朝ドラ。ヒロインを務める女優にかかるプレッシャーは計り知れない。しかし、歴代のヒロインは重圧を跳ね除けて視聴者を虜にしてきた。朝ドラのヒロインは国民的女優の象徴である。そこで今回は、そろそろ朝ドラの主演が見てみたい女優を5人セレクトして紹介する。第1回。(文・編集部)

——————————

コメディからシリアスまで演じ分ける実力派

小芝風花

小芝風花【Getty Images】
小芝風花【Getty Images】

 芸能界入りする前には本格的なフィギュアスケート選手として実績を積み重ね、オリンピックを目指すほどの実力があった小芝風花。2011年には武井咲の姉妹キャラクターを選ぶ「イオン&オスカープロモーション ガールズオーディション2011」でグランプリを受賞し、芸能界入りを果たした。

 翌2012年には、ドラマ『息もできない夏』(フジテレビ系)で女優デビュー。その後、公開された映画『魔女の宅急便』(2014)で主演・キキ役に抜擢され、同作品で第57回ブルーリボン賞の新人賞と、日本映画批評家大賞の新人女優賞を受賞。2015年にはNHK連続テレビ小説『あさが来た』に出演し、ヒロインの娘を見事に演じきった。

 最近では横浜流星主演の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合)で花魁・瀬川に扮し、脱・清純派女優とも言える変貌を遂げた。凛とした佇まいとともに儚さと妖艶さをまとったその姿は観る者の視線を釘づけにした。

 作品によって異なる魅力を放ち、深みのある人間ドラマでも存在感を発揮する小芝風花の役者としての評価は高い。

『あさが来た』で名演を披露して以降、「次はヒロインか」と期待されながら、未だ叶っていない。女優として脂の乗り切った今こそ朝ドラで主演を務める姿が見たいと思う人は少なくないだろう。 

【関連記事】
次の朝ドラヒロインにふさわしい女優は?(2)
次の朝ドラヒロインにふさわしい女優は?(3)
次の朝ドラヒロインにふさわしい女優は?(全紹介)
【了】

error: Content is protected !!