日本はもちろん、世界中で愛される名作コミック『SLAM DUNK』。今回は、同コミックのベストバウトの１つ「陵南高校戦が実写化されたら誰がキャスティングされるのか？」という趣旨で妄想配役。主人公を陵南のエース・仙道彰にしてみるという筆者の願望も込めて解説する。第5回。（文・ZAKKY）

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湘北のキャプテン

赤木剛憲

演じるならこの人！
〜鈴木亮平〜

　湘北のキャプテン・赤木剛憲（ゴリ）役は、やはりこの人しかいないであろう。鍛え上げられた体格がマッチするのはもちろん、貫禄あふれる演技で、ゴリの頼もしさを完璧に体現できるのではと。最もキャスティングに難航したキャラクターである。年齢差が著しいのは百も承知だ。しかし、作品の支柱となる湘北の絶対的キャプテンを演じることのできる俳優は、日本広しと言えど、この人しかいない。

　同じポジションのセンターであり、県内最強のライバルである魚住とのマッチアップは、原作屈指の名勝負。互いを認め合うライバル同士（似た者同士）のプライドをかけた戦いは、実写版『スラムダンク』のハイライトにふさわしい。

　大ヒット映画『シティーハンター』（2024）では、同作が好きすぎて主人公・冴羽獠を演じる喜びを爆発させた鈴木は、おそらく無類の漫画好きだと思われる。きっと、赤木役のオファーが来ても、二つ返事でOKし、さらなる筋トレに励むのではないだろうか。

（文・ZAKKY）

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【了】