最もセリフが素晴らしかった恋愛ドラマは? 珠玉の名作(5)魅力がヤバい…“方言男子”が最高だった俳優は?
text by 菜本かな
時代を彩ってきた数々の恋愛ドラマは、作品を象徴する名台詞を残した。時に切なく、時に強引な愛の告白は視聴者の胸をときめかせ、世間を虜にした。そこで今回は、恋愛ドラマの名台詞を5つ選んでご紹介する。第5回。(文・菜本かな)
——————————
「好きやよ」
『最愛』(TBS系、2021)
【注目ポイント】
“方言男子”の素晴らしさを再確認させてくれたのが、『最愛』の松下洸平だった。松下演じる大輝は、主人公・梨央(吉高由里子)の初恋の人。
しかし、大輝は刑事の仕事をしているため、殺人事件の重要参考人となった梨央を追わなければならない。2人の関係性があまりにも切なくて、いま思い出しても胸がギュッと締め付けられる。
ちなみに、『最愛』で大輝が「好きやよ」というシーンは2回あったのだが、わたしは現代パートの「好きやよ」にやられてしまった。
もちろん、高校時代の「俺、梨央が好きやよ」という告白もいいのだが、現代パートの「梨央は、ずっと真面目に一生懸命生きてきたやろ。俺は、そういう梨央が好きやよ」と言ったあとの“照れ顔”はまっじでヤバすぎる!
『最愛』を見たことがない方は、ぜひ松下洸平の方言&照れ顔にも注目していただきたい。
(文・菜本かな)
【関連記事】
最もセリフが素晴らしかった恋愛ドラマは? 珠玉の名作(1)
最もセリフが素晴らしかった恋愛ドラマは? 珠玉の名作(2)
最もセリフが素晴らしかった恋愛ドラマは? 珠玉の名作(全紹介)
【了】