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「世界最高評価の映画監督は?」アカデミー賞“監督賞” 最多受賞ランキング【10位】アジアが産んだ最高の名匠! 受賞作は?

text by 編集部

90年以上の歴史を誇る映画界随一のビッグイベントであるアカデミー賞。その授賞式が3月12日(日本時間3月13日)に行われる。今回は授賞式が行われる前に、アカデミー賞の主要部門である“監督賞”を一度だけでなく、何度も獲得しているアンビリーバボーな巨匠たちを米colliderの記事を参考に紹介していこう。今回は第10位。

NO.10 アン・リー

アンリー監督Getty Images

アカデミー賞獲得歴

監督賞:『ブロークバック・マウンテン』(2006)
監督賞:『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(2013)

1995年にエマ・トンプソンとアラン・リックマン主演のロマンス映画『いつか晴れた日に』を監督した台湾の映画監督であるアン・リーは、この作品でベルリン映画祭のコンペティション部門における最優秀賞の金熊賞を受賞。そこから本格的にハリウッドに進出し、映画監督としての地位を確立した。

2001年に、武術の傑作であるアクション映画『グリーン・デスティニー』で初のアカデミー賞外国語映画賞を受賞。2006年には、ヒース・レジャーとジェイク・ギレンホール主演の映画『ブロークバック・マウンテン』で第78回アカデミー監督賞を受賞。中華民国政府より、二等景星勲章を授与される功績を残した。

第64回ヴェネツィア国際映画祭に出品した『ラスト、コーション』では、『ブロークバック・マウンテン』に引き続き、ヴェネツィア国際映画祭で最高賞である金獅子賞を獲得。

さらに数年後の2013年の映画『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』では、2度目のアカデミー賞監督賞を受賞し、作品賞、脚色賞を含む11部門にノミネートされた。

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