青山剛昌による大人気マンガ『名探偵コナン』。1994年より「週刊少年サンデー」（小学館）で連載、2025年4月に公開された劇場版最新作は、1カ月を待たずに興行収入が100億円を達成した。今回は、社会現象を巻き起こした本作が「実写化するとしたら」というテーマで人気キャラを妄想キャスティングする。第1回。（文・かんそう）

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工藤新一

演じるならこの人！
～板垣李光人～

『名探偵コナン』の主人公・江戸川コナンの中の人として数々の難事件を解決してきた工藤新一。過去の実写化でも小栗旬、溝端淳平などが演じてきた。

　令和5年に再び実写化するのであれば、絶対に演じてもらいたい俳優が板垣李光人だ。

　2018年放送の特撮テレビドラマ『仮面ライダージオウ』（テレビ朝日系、2018）で悪役のウールを演じ、視聴者の間で“美しすぎる少年”として話題になった板垣。映画『約束のネバーランド』（2020）では孤児院の子供たちのリーダー的存在・ノーマン役、映画『ブルーピリオド』（2024）では圧倒的な画力を持つ天才高校生・高橋世田介など数々の実写化キャラクターを演じてきた。

　最近ではドラマ『秘密〜THE TOP SECRET～』（フジテレビ系、2025）で未解決事件を追うために死者の記憶を映像化する「MRI捜査」を行う組織法医第九研究室の室長・薪剛という非常に難しい役に挑戦。

およそ、実写化など成功するはずがないと思われていた本作において、ビジュアルも演技も「パーフェクト」としか言いようがないほどの演技力で、ドラマファンのみならず原作ファンの度肝を抜いた。

　そんな板垣であれば、過去二作に匹敵するほど、いやそれ以上に工藤新一というキャラクターを演じてくれるはずだ。

（文・かんそう）

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