もし『スラムダンク』が実写化されたら? 勝手にキャスト予想(7)。こんなマネージャーなら最高! 美しきヒロイン
text by ZAKKY
大ヒットした映画『THE FIRST SLUM DANK』。原作者である井上雄彦氏が監督・脚本を手がけた同作は原作ファンにも大絶賛されており、その勢いは今や世代や世界をもまたぐムーブメントに。今回は、そんな映画版『スラムダンク』が「もし、実写化されたら?」という仮定に基づき妄想キャスティング。選出理由や現実度について解説していく。今回は第7回。(文・ZAKKY)
●リョ―タが恋する映画版『スラムダンク』のヒロイン
彩子
演じるなら、この人!
~新木優子~
リョ―タが想いを寄せるバスケ部のマネージャーであり、映画版では実質的なヒロインに当たる彩子。基盤となっている読切作品『ピアス』では、実はリョ―タと小学生のころに出会っていたという設定なのだが、映画版では割愛されている。
原作ファンとしては、そもそもがパラレルワールドだと思われていた読み切り作品を正史に組み込みつつ、物語に矛盾を生じさせない良き判断だと思うのだが、欲を言えば、リョ―タが彩子を追いかけている高校生活の一コマが見たかった。
前置きが長くなったが、それらを踏まえた上で彩子役には、1993年生まれの女優・新木優子を推薦したい。おしとやかなイメージも強いが、活発な彩子を演じたら、ギャップで観る者を魅了してくれるはず。
試合のチャージドタイムアウト中、リョ―タの手の平に「No.1ガード」とマジックで書き、「あんたは えらそーにして相手をおちょくるくらいが ちょうどいいのよ」と鼓舞する彩子を、新木優子が演じたとしたら…。観ている男性たちは、リョータへの鼓舞を通して、自分自身のことを奮い立たせてくれているといった感覚に陥るのではないだろうか。
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