ドラマ史上最も視聴者に愛された俳優&女優ペアは?(2)“相乗効果”が半端ない…理想の恋愛を体現したのは?

text by 編集部

恋の物語は、時代を超えて多くの人々を魅了し続ける。たとえドラマが放送終了しても、思い出の名シーンや名セリフがいつまでも心に残っている…という人も多いはず。今回は、民放ドラマ史上最高のベストカップルをセレクト。視聴者をときめきの渦に巻き込んだ5組を紹介する。第2回。(文・編集部)

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理想の恋愛を体現している2人の物語

『オレンジデイズ』妻夫木聡×柴咲コウ(TBS系、2004)

妻夫木聡、柴咲コウ
妻夫木聡、柴咲コウ【Getty Images】

脚本:北川悦吏子
キャスト:妻夫木聡、柴咲コウ、成宮寛貴

 就活中の大学4年生・櫂(妻夫木聡)と、将来を期待されたバイオリニストだったものの、留学中に聴覚を失ってしまった沙絵(柴咲コウ)が、大学のキャンパスで出会ったことから幕を開ける『オレンジデイズ』。

 沙絵は、ドラマヒロイン史上No.1といっても過言ではないくらいに素直じゃない性格だ。しかし、とにかく優しい櫂はそんな沙絵の心の内を読み解き、じっくりほぐしてあげる。そんな櫂のおかげで、だんだんと変化していく沙絵の姿が印象的だった。

 また、この2人はお互いがいることで“相乗効果”になっている。櫂は、優しすぎるがゆえに、思っていることをなかなか相手に伝えられない性格だったが、なんでも手話で言葉にする沙絵の影響を受けて、ストレートな物言いができるように。

 そして、聴覚を失ってから「何のために頑張ればいいのか…」と自暴自棄になっていた沙絵も、櫂のために前を向くようになる。まさに、理想の恋愛を体現している2人だ。

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