「タバコも酒も…でもかわいい!」 おすすめガールズムービー(5)。体重激増で役作り…大絶賛の代表作
先進国の中でも、日本人の自己肯定感の低さが際立っているというデータがある。そこで今回は、女性の自己肯定感を上げる映画をセレクト。仕事や私生活でうまくいかず「どうせ自分なんか…」と悲観しがちな方におすすめ。#Metoo運動の先駆けとなった事件に基づく映画など、世界中で様々な問題を抱えながらも強く逞しく生きる女性の雄姿をご覧あれ。
●恋に一生懸命なブリジットがかわいい! レニー・ゼルウィガー一世一代の代表作
『ブリジットジョーンズの日記』(2001)
上映時間:97分
製作国:アメリカ、イギリス
監督:シャロン・マグアイア
脚本:ヘレン・フィールディング、アンドリュー・デイヴィス、リチャード・カーティス
キャスト:レネー・ゼルウィガー、コリン・ファース、ヒュー・グラント、ジム・ブロードベント、ジェマ・ジョーンズ、サリー・フィリップス、シャーリー・ヘンダーソン、ジェームズ・キャリス、エンベス・デイヴィッツ、セリア・イムリー
【作品内容】
32歳独身のブリジット(レニー・ゼルウィガー)は母親から弁護士のマークを紹介される。しかし、お互いに最悪な第一印象のまま別れることになった。何をやっても上手く行かない怠惰な自分を変えるため、日記を付けはじめるのだが…。
原作は日本をはじめ世界23カ国でベストセラーになった同名小説。原作者フィールディングが共同脚本と製作総指揮を担当。脚本には「ノッティングヒルの恋人」のリチャード・カーティスも参加している。TVドキュメンタリー出身のシャロン・マグワイアが劇映画で初めて監督を務めた。
【注目ポイント】
主人公・ブリジットはタバコも酒も嗜んでおり、仕事もダイエットも中途半端な独身女性である。そんな彼女はどこか憎めなく、可愛らしい。ブリジットを演じるレニー・ゼルウィガーが、大幅に体重を増やして役作りをしたことも話題となった。
本作はそんなブリジットに親近感を感じ、彼女の親友になった気分で応援したくなる作品だ。生真面目な弁護士マークとイケメン上司ダニエルと三角関係になるが、ブリジットは妥協せずに、自分の気持ちと真っすぐ向き合って恋愛をする。
ブリジットの考え方は多くの女性から共感されるだろう。コメディ要素も多く、明るい気持ちで作品を楽しむことができる。特にマークとダニエルの喧嘩シーンは必見。ひたむきに頑張る彼女を観たら、あなたもきっと恋をしたくなる。
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