漫画『ONE PIECE』劇中最強キャラは?(3)ラスボス候補の悪の帝王…“史上最も凶悪な能力”とは?
1997年の連載開始以来、30年の長きにわたって少年たちに夢を与えてきた『ONE PIECE』。その歴史を彩ってきたのは、1000体以上に及ぶ個性豊かなキャラクターたちだ。そこで今回は、作中最強キャラ5名を、主人公モンキー・D・ルフィと同時代に活躍するキャラクターから選出。その魅力と強さの秘密を余すところなく紹介する。第3回。(文:編集部)
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“黒ひげ”マーシャル・D・ティーチ
ルフィやシャンクスと共に四皇の一角を占める“黒ひげ”ことマーシャル・D・ティーチ。ルフィの最愛の義兄であるポートガス・D・エースの身柄を海軍に引き渡したことから、ルフィの作中最大の宿敵として知られている。
そんな黒ひげが最強たる所以は、「異形の身体」にある。複数個食べると身体が弾け飛んでしまうと言われている悪魔の実。しかし黒ひげに限っては、「史上最も凶悪な能力」と言われるヤミヤミの実と、「世界を滅ぼす力」と言われるグラグラの実という2つの実の能力を同時に保有できている。
また、類まれなる「悪運の強さ」も外せない。白ひげ海賊団在籍時にヤミヤミの実を奪って逃走し、自身の海賊団を旗揚げした黒ひげ。それ以降も、度々絶体絶命の危機に瀕しながらも、なんだかんだで命拾いし、着実に「キャリアアップ」を重ねている。その様子は、まるで時代が黒ひげを「悪の帝王」へと引き上げているようにしか思えないのだ。
ただ、そんな黒ひげも無敵ではない。たとえば、凄まじい引力のブラックホールを作り出せるヤミヤミの実は、その副作用として、常人以上のダメージや痛みも引き寄せてしまう。また、白ひげが言ったように、黒ひげの本来の気質である「過信」や「軽率」が、今後思わぬところで足を引っ張る可能性もある。
とはいえ、こういった弱点は、黒ひげが手にした力に比べれば、実に些細なものだ。先述の「異形の身体」含め、まだまだ謎が多い黒ひげ。最終章に向けてその本性が明らかになることに期待したい。
(文・編集部)
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