恋の物語は、時代を超えて多くの人々を魅了し続ける。たとえドラマが放送終了しても、思い出の名シーンや名セリフがいつまでも心に残っている…という人も多いはず。今回は、民放ドラマ史上最高のベストカップルをセレクト。視聴者をときめきの渦に巻き込んだ5組を紹介する。第4回。（文・編集部）

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“美の暴力”にやられる…。

『王様に捧ぐ薬指』橋本環奈×山田涼介（TBS系、2023）

脚本：土井笑生
キャスト：橋本環奈、山田涼介、坂東龍汰

　まさに、“美の暴力”な2人。橋本環奈と山田涼介が夫婦役を演じることが発表された時、「これは、ドラマオタクの夢か…？」と思ったのは、わたしだけではないだろう。

　橋本環奈が悪女役を演じたり、愛は一切ナシのメリット婚をテーマにしたりと、目新しい部分が多かった『王様に捧ぐ薬指』。もちろん、物語も面白かったのだが、橋下×山田が並んで画面に映るだけで眼福っぷりが半端なかった…！

　また、最初は愛がないどころかお互いに嫌い合っていたはずなのに、だんだんと惹かれていく…けど素直になれない綾華（橋本環奈）と東郷（山田涼介）が、もどかしくてもどかしくて。プライドが高いもの同士が恋に落ちると、こんな感じになるのだな…とクスッと笑える部分が多かった。

　最終的には、ラブラブな2人が見られるので、未視聴の方はぜひチェックしてみてほしい。美の暴力にやられます。

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【了】