『鬼滅の刃』劇中最強のキャラは? 天下無双の登場人物(2)日の呼吸でラスボス鬼を圧倒…伝説の剣士は?
text by 小室新一
圧倒的な剣技、鬼を凌駕する肉体、あるいは異質な能力や執念に裏打ちされた強さなど、「強さ」の定義は一様ではない。本稿では、『鬼滅の刃』に登場するキャラクターの中から、戦闘力・影響力・作品内での描写を総合的に判断し、「最強」と称されるにふさわしい5人を厳選して紹介する。第2回。(文・小室新一)
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剣士の頂点に立つ伝説の存在
継国縁壱
【注目ポイント】
400年前の戦国時代に生きていた剣士である継国縁壱。炭治郎が夢に見た先祖の記憶に出てきた耳飾りの人物だ。すでに死亡しているキャラクターであり、鬼舞辻無惨や黒死牟の回想に出てくるシーンで強さを推し量るだけでも過去最強の剣士であることがわかる。
鬼殺隊が使う全集中の呼吸などの呼吸法を編み出し、今ある各呼吸のもとである「日の呼吸」を使う。また、覚醒すると額に現れる痣を生まれつき持っており、常人をはるかにしのぐ身体能力を持っている。
さらに、彼が使う日輪刀は通常は黒いが、戦闘時には赤い「赫刀」になる。赫刀は、現代の柱たちが痣の状態で、刀同士をぶつけ合うなどしてようやくたどり着ける高度な技術だ。しかし、継国縁壱はそれを軽々と習得しており、戦闘で常に使用している。
最強の鬼である鬼舞辻無惨と戦った際に、日の呼吸を駆使して瞬時に弱点をすべて切ってしまった。しかも、瞬時に傷をいやすことができる鬼舞辻無惨でさえも、傷を治すことができていない。勝てないと悟った鬼舞辻無惨は自らの身体を1800個に分裂して逃走を図るも、継国縁壱はすぐに1500個の肉片を切り刻んでいる。鬼舞辻無惨をたった一人で追い詰めたキャラクターは、過去にも今にも継国縁壱しかいない。
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【了】