民放ドラマ史上最高の学園ドラマは?忘れられない名作(3)水嶋ヒロしか勝たん…!女子を虜にしたラブコメディ
様々なドラマがある中でも、ひときわドキドキワクワクさせられ、学生たちが大いに盛り上がるものは、やはり“学園ドラマ”だろう。今回は、ヒットした平成の学園ものドラマを5本紹介。作品の魅力に迫りながら、ぜひ、“あの頃”を思い出し、懐かしさに浸ってほしい。第3回。(文・菜本かな)
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こんな執事に守られたい!
『メイちゃんの執事』(フジテレビ系、2009)
脚本:古家和尚
出演者:水嶋ヒロ、榮倉奈々、佐藤健、山田優、岩佐真悠子、谷村美月、大政絢、中別府葵、忽那汐里、吉田里琴、夕輝壽太、真山明大、姜暢雄、丸山智己、鈴木亮平、阿部進之介、臼田あさ美、ホラン千秋、向井理、堀内敬子、鈴木浩介、石野真子、杉本哲太、津川雅彦
【注目ポイント】
「水嶋ヒロしか勝たん…!」。当時、全国の女子たちがそう思わずにはいられなかった。両親を事故で亡くしたのをきっかけに、庶民の女子高生・メイ(榮倉奈々)が、お嬢様学校である聖ルチア女学園に入学。聖ルチア女学園に通う生徒たちには、それぞれ執事がついているため、メイにも専属執事の理人(水嶋ヒロ)が仕えることに。
ちなみに、理人は国際執事協会で最高ランクに認定されたSランク執事。顔がいいだけでなく、何ごとも完璧にこなしてくれる。メイのために身をていして戦う姿にキュン。メイのことだけをただまっすぐに見つめる姿にキュン。「ああ、来世はお嬢様に生まれたい…!」と何度思ったことか。
また、忘れてはいけないのが、理人の弟であり、メイの幼なじみの剣人(佐藤健)の存在。クールな理人とは対照的に、剣人はまるでワンコのようにメイにちょっかいをかけていく。視聴者は、「本当はメイのことが好きだけど、素直になれないだけ」と分かっているが、当の本人であるメイにはまったく気づかれていなくて…。三角関係の切なさと、煌びやかな世界観。令和にも、『メイちゃんの執事』のようなドラマがほしい!
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【了】