演技はもちろん、歌までうまいなんて反則じゃない？ スクリーンやテレビで活躍する人気俳優たちの中には、じつは“プロ級の歌唱力”を持つ人物が少なくない。ミュージシャン役で魅せる圧倒的な表現力から、ふとした歌声で人の心を震わせる癒し系まで…。今回は、そんな“歌声で心をつかまれた”実力派俳優5人を厳選してご紹介。そのギャップに、あなたも思わず沼落ちするかも…？第5回。（文・野原まりこ）

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MAX級の歌唱力で魅せる本物のエンターテイナー

竹内涼真

【注目ポイント】

　身長185cmでスポーツ万能、好青年からヤクザ、そしてコメディまでこなす上にトーク力も桁外れ…。老若男女に愛される俳優・竹内涼真だが、彼は現役屈指の「歌うま俳優」でもある。

　ドラマ出演二作目にして主演を射止めた『仮面ライダードライブ』では、主人公・泊進ノ介として、挿入歌「Spinning Wheel」を歌っている。疾走感のあるロックチューンに、エネルギッシュな歌声が少年の心を震わせた。これを機に、歌唱力にも注目が集まる。

　次にご紹介したいのが、Prime Video『龍が如く〜Beyond the Game〜』（2024）。本作で竹内涼真が演じた主人公・桐生一馬は、義理人情に厚いが、悪党には容赦しない“漢”。本編には含まれていないが、Prime Video公式Instagramにて公開されている桐生一馬のカラオケシーンが人気を集めている。

　昭和のスターのような貫禄と渋みで「ばかみたい」を熱唱。情感たっぷりに歌い上げる姿に引き込まれると同時に、その表現力に驚かされる。コメント欄には「俳優にしては上手いとかではなく、ガチで上手い」「オートチューン入ってる？」と、その歌唱力に驚きの反応が寄せられている。

　また、TBSテレビで放送中のトークバラエティ番組『バナナサンド』では、コーラス隊のハモリにつられないよう、主旋律を歌いきることに挑戦する人気企画・ハモリ我慢ゲームで、多くの芸能人が失敗してきた過去がある中、見事成功！

　ルックス・演技力・アクション・コメディセンス・歌唱力と5点グラフの全ての数値がMAXレベル…。竹内涼真は生粋のエンターテイナーだ。今後、もっと歌唱力が活かされた役柄も見てみたい。

（文・野原まりこ）

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