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マーベル史上最もコケた映画は? MCU興行収入大爆死の作品(5)。まさかの失笑…ダサい? スーツで厳しい評価

text by 編集部

2023年3月時点で、マーベル映画は全31作品(『アイアンマン』~『アントマン&ワスプ:クアントマニア』)。全作品の興行収入を合わせると全世界で250億ドル(約2兆8590億円)以上を叩きだしている。今回は、誰もが認める大ヒットシリーズの中から、日本国内で興行収入がイマイチ伸びなかった作品をご紹介する。今回は第5回。

●『アベンジャーズ』ブレイク前に公開された不幸な作品

1位『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)


出典:Amazon

興行収入:3.1億円

上映時間:124分
製作国:アメリカ
監督:ジョー・ジョンストン
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
キャスト:クリス・エヴァンス、トミー・リー・ジョーンズ、ヒューゴ・ウィーヴィング、ヘイリー・アトウェル、セバスチャン・スタン、ドミニク・クーパー、トビー・ジョーンズ、スタンリー・トゥッチ、ニール・マクドノー、デレク・ルーク

【作品内容】

第2次世界大戦中、兵士として不適格とされた貧弱なスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)は、軍の実験に身を捧げ、キャプテン・アメリカとして生まれ変わる。強靭な肉体を手にし、捕らえられた仲間を救うため、敵地に向かっていく。

監督・製作総指揮を務めたのは、『くるみ割り人形と秘密の王国』、『ジュラシック・パークIII』のジョー・ジョンストン。主演は『ナイブズ・アウト』などに出演のクリス・エヴァンス。キャプテン・アメリカはアベンジャーズの中心人物である。

【注目ポイント】

キャプテンアメリカ ファーストアベンジャーで主演を務めたクリスエヴァンスロサンゼルスプレミアよりGetty Images

本作はMCU映画の中でも、5番目に公開された。大ヒットを記録し社会現象を巻き起こした『アベンジャーズ』(2012)の前年に公開された作品である。アベンジャーズが世間に浸透しておらず知名度も低い状況だったこともあり、公開されても大きな反響を呼ぶことはなかった。タイトルに「アベンジャー」というワードが使われていることもあり、『アベンジャーズ』ブームのあとに公開されていたら、特大ヒットを記録したのではないだろうか。

舞台は第二次世界大戦中のアメリカ。アイアンマンの父親がキャプテン・アメリカの肉体改造計画に関わっていたり、キャプテン・アメリカになる前のひ弱な身体をCGで演出したりなど、魅力的な部分はいくつもある。しかし、それはあくまでアベンジャーズの人気が確立された現在の視点から振り返った時に際立つポイントであって、公開当時は、時代背景が古いせいか、地味なアクション映画として厳しい評価を得ていたようだ。

また、5位の『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』の項目でも述べたとおり、彼のスーツは多くのファンからダサいと言われている。本作でもそのことをネタにしている場面があり、今観ると痛快なのだが、当時は彼のキャラクターがまだ浸透していなかったため、どちらかというと失笑を買う結果となってしまったようだ。

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