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最高最強のマーベル映画は? MCU興行収入大ヒット作品(2)。爆発的フィーバー! 世界が熱狂したドリームチーム

text by 編集部

2023年3月時点で、マーベル映画は全31作品(『アイアンマン』~『アントマン&ワスプ:クアントマニア』)。全作品の興行収入を合わせると全世界で250億ドル(約2兆8590億円)以上を叩きだしている。今回は、誰もが認める大ヒットシリーズの中から、日本国内で高い興行収入を記録した上位5作品をピックアップ。大ヒットした理由の考察も併せてご紹介する。今回は第2回。

●記念すべきアベンジャーズ第一作。キャスト陣は現代ハリウッドのドリームチーム

4位『アベンジャーズ』(2012)


出典:Amazon

興行収入:36.1億円

監督:ジョス・ウェドン
脚本:ジョス・ウェドン
出演:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン

【作品内容】

ソーの弟であるロキが宇宙人と手を組み、地球侵略を目論む。世界滅亡の危機に、国際平和維持組織“シールド”長官のニック・フューリーは、最強チーム「アベンジャーズ」を結成することを決意するのだが…。

監督:脚本は『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』と同じくジョス・ウェドンが務めている。興行面での成功に加え、批評家からも厚い支持を受け、賞レースも賑わせた。2012年の公開当時、『アバター』と『タイタニック』に次ぐ3番目の興行収入を記録した。

【注目ポイント】

待望のアベンジャーズシリーズ第一作目。原作ファンはもちろん、この作品からMCUシリーズの虜になった人の数は計り知れないだろう。アイアンマンやキャプテンアメリカ、マイティ・ソーなど、今までは交わることのなかったスーパーヒーローたちが結集。力を合わせ、知恵を出し合って、悪と戦う姿が見ものだ。

本作の前年に公開された『キャプテンアメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)では、アイアンマンの父であるハワード・スタークがキャプテンアメリカの盾を創る様子が描かれた。そして、キャプテン・アメリカが70年間もの間、冷凍保存されて蘇った現代を舞台にしたのが本作である。

キャプテン・アメリカは、恩義のあるハワードの息子であるトニー・スターク(アイアンマン)とチームを組む。前作の伏線を華麗に回収する展開には胸をアツくせずにはいられない。

さらに、本作の魅力を語る上で欠かせないのは、トム・ヒドルストン演じる、敵のロキ。ソーの弟でもある彼は、シリーズ屈指の人気キャラクターであり、アベンジャーズと繰り広げる激しい戦いは語り草だ。

ロバート・ダウニーJrやクリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソンなどの豪華俳優陣が一堂に会した本作。キャスト陣の顔ぶれは、さながら、現代ハリウッドのドリームチームと言っても過言ではないだろう。それぞれの役者を支持するファンたちがこぞって劇場へ駆けつけたことも、爆発的な興行収入につながった要因の一つではないだろうか。

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