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日本で最も人気のマーベル映画は? MCU興行収入大ヒット作品(3)。最悪のバッドエンド…最強の敵にどう立ち向かう?

text by 編集部

2023年3月時点で、マーベル映画は全31作品(『アイアンマン』~『アントマン&ワスプ:クアントマニア』)。全作品の興行収入を合わせると全世界で250億ドル(約2兆8590億円)以上を叩きだしている。今回は、誰もが認める大ヒットシリーズの中から、日本国内で高い興行収入を記録した上位5作品をピックアップ。大ヒットした理由の考察も併せてご紹介する。今回は第3回。

●最強の敵・サノス現る。作品のクオリティと興行収入がマッチ

3位『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』(2018)


出典:Amazon

興行収入:37.4億円

監督:アンソニー・ルッソ
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
出演:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン、トム・ホランド

【作品内容】

6つ集めると世界を滅ぼす無限の力を手にすると言われる「インフィニティ・ストーン」という石を狙い、地球に襲来した宇宙最強の敵サノスに対し、アベンジャーズが全滅の危機に陥るほどの激しい戦いを強いられる。

アベンジャーズシリーズ第3作目。監督は『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』(2014)『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』(2016)を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟。

【注目ポイント】

Getty Images

本作の大ヒットの要因は、これまで積み上げてきた伏線がキレイに回収されることに尽きるのではないだろうか。

本作を観るために、マーベルファンたちは10年間待ったと言っても過言ではない。アベンジャーズの前に立ちはだかるのは、歴代最強の敵・サノス。これまでの作品で何度が登場してきたキャラクターではあるが、メインの敵となるのは本作が初である。

『シビル・ウォー キャプテンアメリカ』で描かれた戦いによって、アベンジャーズは壊滅状態に陥り、メンバーは離れ離れに。そんな状況でどう戦うのか。仲間たちは一堂に会することができるのか。注目ポイントはこの2点だ。

また本作では、今までアベンジャーズシリーズに出演していなかった、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々やドクター・ストレンジが参戦。今まで以上に多くのヒーローたちが結集し、総動員体制でサノスに立ち向かっていく。

マーベルシリーズが複数の作品にまたがって繰り広げてきた壮大なストーリーが一つの山場を迎える本作は、前作、前々作を超えるヒットを記録。作品のクオリティと興行収入がマッチした幸福な例だと言えるだろう。

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