日本で最も人気のマーベル映画は? MCU興行収入大ヒット作品(5)。トリハダの超大作! 涙なしでは語れないラストバトル
2023年3月時点で、マーベル映画は全31作品(『アイアンマン』~『アントマン&ワスプ:クアントマニア』)。全作品の興行収入を合わせると全世界で250億ドル(約2兆8590億円)以上を叩きだしている。今回は、誰もが認める大ヒットシリーズの中から、日本国内で高い興行収入を記録した上位5作品をピックアップ。大ヒットした理由の考察も併せてご紹介する。今回は第5回。
●これぞアベンジャーズの集大成! 初期メンバーの卒業に涙がとまらない
1位『アベンジャーズ エンドゲーム』(2019)
興行収入:61.3億円
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
出演:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、スカーレット・ヨハンソン、ジェレミー・レナー、トム・ホランド、真田広之
【作品内容】
本作の舞台は、最凶最悪の敵サノスによって全人類の半分を一瞬で消し去られてしまった世界。残されたアベンジャーズのメンバーたちはわずかな希望を信じて再集結。世界を救い仲間を取り戻すため、史上最大の逆襲に乗り出す。
監督は前作の『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』同様に、アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が務めた。ブラックパンサー役で2020年に他界したチャドウィック・ボーズマンは今作がMCU作品での最期の出演となった。
【注目ポイント】
タイトルが示す通り、初期メンバーを含めたアベンジャーズの最後の戦いが描かれる。シリーズの中で最も登場キャラクターが多く、それまでの21作品のヒーローと仲間たちが大集結。壮大なスケールで描かれるアクションシーンは、過去作よりも気迫がこもっており、まさに鳥肌モノ。スクリーンだからこそ魅力が引き立つスペクタクル演出に圧倒されること請け合いだ。
ストーリー面の注目ポイントといえば、主要メンバーたちの引退だろう。今まで応援してきたヒーローたちが次々いなくなり、ショックを受けたファンが続出した。豪華メンバーのアクションシーンだけでなく、「終わってほしくない」という思いや、推しのキャラの最後の雄姿を目に焼き付けたいという思いから、何度もスクリーンに足を運んだファンは多いだろう。
ちなみに、本作でシリーズを卒業したのはヒーローだけではない。2018年11月12日にこの世を去った原作者スタン・リーは、今まで数々のマーベル作品にカメオ出演してきた。彼のカメオ出演作は本作が最後となった。
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