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これは惚れる! 最高にかわいいジブリヒロイン(4)。有村架純がピッタリ…おとぎ話のような可憐な美少女

text by 寺島武志

世代を超えて根強いファンを持つ「スタジオジブリ」作品。その人気の理由は、魅力的なヒロインにあると言っても過言ではないだろう。今回は、数あるジブリ作品の中から厳選して5人のキャラクターを紹介。彼女たちの外見の美しさだけではなく、芯の強さや他者を慈しむ優しさといった内面の魅力も要注目だ。(文・寺島武志)

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まるでおとぎ話から出てきたような不思議な少女
孤独を包み込んでくれる包容力が魅力

『思い出のマーニー』(2014)マーニー

© 2014 Studio Ghibli・NDHDMTK
© 2014 Studio GhibliNDHDMTK

声優:有村架純

【作品内容】

幼いころに孤児となったアンナは、喘息を患い、療養のために海辺の村で過ごすことになる。村を訪れたアンナは、入江の畔に古い無人の屋敷を見つける。アンナはそこで、不思議な少女マーニーと出会うのだが…。

【注目ポイント】

マーニーは、主人公であるアンナが、喘息の療養のために移り住んだ小さな村に馴染めず、心を閉ざしている時に現れ、“秘密の友だち”となる。

金髪で青い目をした少女であるマーニーの住まいは、長く誰も住んでいない湿原の中にある古屋敷で、村の人々も彼女のことを知らない。一見、西洋人にも見えるが、日本語が堪能で、漢字も書きこなせる不思議な少女だ。

彼女の魅力の一つは西洋の童話からそのまま抜け出てきたような幻想的な外見だ。家が裕福なようで、劇中では服装を何度か変えて登場し、可憐な姿を見せてくれる。

もちろん外見だけが彼女の魅力ではない。マーニーは、孤独を抱えて心を閉ざしているアンナに「今まで出会ったどんな女の子よりも、あなたが好き」だと寄り添う。マーニーとの交流を経て、精神的に不安定だったアンナが少しずつ元気になり、やがて現実世界を歩む勇気を得ることになる。

実はマーニー自身もまた孤独を抱えた存在なのだが、謎に包まれた彼女の正体は、物語の終盤で判明する。

マーニーの声には、オーディションを勝ち抜いた有村架純が声優初挑戦。その後の大ブレークの足掛かりとなった。

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